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カテゴリ:初恋~深夏編~
「今日は、何か気難しそうな顔をしてるわね。何かあった?」
未だ、わたしは納得いかなくって、考えていた。 昨日からずっと納得いかなくって……。 やっぱりあれは変わりすぎよ! 「でしょ? 深夏、今日変なんだもん」 わたしの隣で花澄と真奈が話してる。 花澄と真奈。 わたしの大切な友達。 二人とも、中学のときからの仲良しさん。 花澄は、中学に入って一番最初にできた友達なんだ。 入学式のときにわたしがコンタクト落としちゃってね。 花澄に、コンタクト落としたから、クラス、見てくれる? ってわたしが声をかけたのが始まり。 そうしたら、偶然にも同じクラスで、出席番号も前後だったの! すぐに仲よくなって、ずっとクラスも同じなんだ。 真奈ともすぐに仲よくなったんだよね。 中1の初めの班で同じになって……。 それから3年間同じクラスだったんだよね。 残念ながら、高校では進路の関係でクラスが離れちゃったんだけど。 だけど! 今でも仲がいいんだ。 いつも学校が終わると、ここ、ラブ・ファンタムで座談会。 これが楽しいんだ。 一番端っこの半円になった机が特等席。 いつも3人でアイスティーを飲みながら、いろんな話をするんだ。 時々、竜也、優也、郁己も来て、6人でいろんな話をするんだ。 竜也、優也、郁己も、仲のいい友達。 6人が仲よくなったのは、すべて中1の初めの班からなんだ。 気の合う友達同士っていう感じで……。 いろいろ遊びに行ったりもしてるんだよ。 今日も、男子は遅れてくるって言ってたし……。 「ちょっとー深夏? 本当にどうしたの?」 花澄がわたしの隣に来て、わたしは花澄と真奈に挟まれた。 「何かあったでしょ?」 「深夏?」 真奈と花澄が交互に言う。 >>>つづく ↑↑ランキングに参加しています☆ポチッと押して頂けるとやる気が出ます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月03日 13時23分56秒
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