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カテゴリ:本、講演で学んだこと
「人蕩し術」 無能唱元 著 ちょっと むずかしい本を読みました。 「ひとたらし術」と読みます。 なんと定価が一万円の本です。 (貸してくださった方に感謝です) 「蕩」という字には、とろけさす という意味があるそうです。 著者は、人生における成功とは、 自分の陣営にいかにして良き味方を得られるか! いかに多くの人心を自分のもとにひきつけ得る 魅力を持っているか! にかかっていると言っています。 そしてその「魅力」とは、自分の方へ 人々の心をひきつけてしまう力、つまり、 自分を好きにさせてしまう力です。 「魅力」には公式があります。 「魅」は与によって生じ、 求によって滅す 魅力は、他人に何かを与えることによって生じ、 何かを求めることによって消滅するというのです。 与えるものは、陽気さ、明るさでもいいのです。 威張っている人は、自分の自己重要感を 他人に満たしてもらおうと、求めている人です。 求めると魅力は消滅します。 そしてもうひとつ。 「悩みと魅力は逆比例する」 つまり、悩みの多い人ほど魅力が少なく、 他人をひきつけることができない!ということです。 「自分が悩みのない人」であることが大切。 ここで勘違いしやすいのが、 悩みが多いことと、問題を多く抱えている ことがイコールではないということ。 問題が多くても、自己コントロールが 上手くいっていて、それについて 悩んでいなければ、悩みは存在しません。 問題に対し、様々に対策をめぐらし、 その解決をはかることは、 問題について悩んでいるということとは 異なります。 問題を抱えていないものは死者だけ。 問題をかかえていることは生きている証しです。 その問題だらけの自分の人生について 愚痴をたれてはいけません。 二宮尊徳は「天は雨を雑草の上にも 稲の上にも降らす」という言葉を残しています。 雑草を抜き稲が育つように手を貸すのが人道。 人生においても除かねばならない雑草(問題) が次々と生じます。 その問題の解決をはかろうともせず、 悩み苦しみ、愚痴をたれるのは、 「なぜ雨は雑草の上にふるのだろう」 と天をうらめしく思うことと同じです。 魅力ある人であるために、 悩みは持たず、他人に明るさや安らぎ、 安心感を与える人なれるよう、 がんばっていこうと思います。 ↑↑↑ 私のブログで元気になれた方、 応援したいなって思ってくださる方、 クリックしてねっ☆ (*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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