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テーマ:クラシックバレエ(509)
カテゴリ:バレエ
先日、バリエーションの特別レッスンを 受けたバレリーナ次女ちゃん(中2)・・・ 先生にこんなことを言われたそうです。 「最初のアチチュードのとき、 もっと何かを出して!」 あ、この特別レッスンの先生って、 長年海外のバレエ団でプリンシパルとして 活躍してこられた男性ダンサーさんなんですよ。 こんな素敵な方に、特別レッスンして いただけるなんて、本当に幸せモノです。 さて、この「何かを出す」って? 次女の解説によると、バリエーションを 踊る際、一番の決め手は最初のポーズ。 娘が今レッスンしている、ドルシネアでいうと 一番最初のアチチュードで、手を前に差し出す時、 この動き出しのところで お客様に、何かが伝わらないといけないんだそう。 ドルシネアのバリエーションはこちら (スベトラーナ・ザハロワ) 「何かって、何だと思う?」と次女ちゃん。 そんなこと、ママに聞いてもわからないわ~! 「愛かなぁ?なんちゃって・・・」と次女。 はいはい、そりゃぁ初デートしたばかりで ラブラブな あなたらしい意見です! それじゃ、この何かが出せてる人っている? って質問をかえてみると、 「早稲田の斉藤祐樹!」 野球選手ですか? (しかも今は日ハムですけど・・・) たしかに、「佑ちゃん」は 「もってる男」と言われていますよね。 他には? 「スケートの浅田真央ちゃんと 高橋大輔」・・・ なかなかバレリーナの名はでてきません。 でも何となく、雰囲気は掴んでいそうですね。 佑ちゃんや真央ちゃんって、 生まれながらにして次元が違う気がします。 魂の純度っていうんでしょうか? 魂は本来、誰もが純粋で、ピカピカに 輝いているものなんだそうです。 でもその周りに我(自我とか欲とかエゴとか)が いっぱい貼りついていて、 魂を曇らせているんだとか。 昔むかしの人は、実際にこの魂が放つ光が 目に見えていたんだそうです。 それを実際に現したものが 仏像とかの後ろにある、炎みたいなもの。 エンジェルの頭上のわっかもそうですよね。 純粋な魂の光が、人々を癒すんでしょうね。 話がちょっとズレてしまいましたが・・・ そういえば、私が時々おじゃまするブログに こんなことが書いてありました。 海外のバレエ団の来日公演を見に行った時、 主役のバレリーナが登場して、 立っているだけでも感動したのに、 次の、ただ手を前に差し伸べただけのポーズで 涙があふれた!というのを読んだことがあります。 ただ手を差し伸べただけで、観客が涙する・・・ これがプリンシパルというものなのだ! と書かれていました。なるほどです! その人の生き様や、人生経験、感動したこと、 いろんなモノがオーラとなってその人を 包んでいて、「ここ!」という時に 集めて出せる力なんですね。 先生はきっと、これを言われているんだと 思いますが・・・かなり高度です。 14歳の子に、いったい何が出せるの~? と思いますが、できない人には こんなアドバイスはしないはず! 14歳なら14歳なりの 「何か」を出してほしいなと思います。 たった2分弱のバリエーション! されど、バリエーション! 奥が深いですね。 ブログランキングに参加しています 応援していただけると嬉しいな☆ (*^_^*)
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最終更新日
2011/11/02 09:03:48 AM
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