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車の中で、冷静を保たなければ・・・。友人の声が聞こえてきそうだ。帰らなければ・・帰りたくない・・。何とも不思議な複雑な気持ちを引きずったまま車を走らせていた。切り出す言葉は決まっていた。とりあえず、すべてを正直に話し合おうと。
帰宅すると、家の中は足の踏み場も無いようなおもちゃが散乱。なんじゃこりゃ。その時点で最初に発した言葉は「何これ、私へのあてつけ?」おもちゃをかたずけるのは最後はいつも私だったから・・。「遊んでただけや。」と旦那はもう随分出来上がった顔をしている。幸い家の旦那は、飲んで荒れるという事は今までに1回も無い。・・が、「そんな飲んで話し合い出来る?」と聞いてみた。「できるわ!何でも言うてこい。」という。この際、はっきり聞いてやる。「今回のことに関してどう思ってんの?」 「どうおもてるって、お前おかしいねん。スナック行ったらあかんとか。浮気したんちゃうかとか。もうしんどいは!普通、毎日飲みに行ってても何も言わんで!うちのおかんも、おとうが毎日スナック行ってても何もいうてへんかったわ」なんだか、いいたいこといって・・。と思った。本題とは違うが私は「それで、おかあさんいいと本気でおもってると思うの?我慢してるのか、あきれて何もいえないだけ!そんな女の気持ち分かれへんやろ。今回の事に関してもあなたは私の手紙見てホンマニかわいそうなことしたと思うなら 何か1ことあってもいいでしょ。それなのに、その態度は何?もう修復するつもり無いとか?やっぱり浮気してたの?」 「してへんわ!」 こんなどうどうめぐりの口喧嘩が続き私は遂に「じゃあ、わかったあなたはもうどうしたいの?」 「お前がわかれたい、いうんならそれでもいいわ。もうしんどい」 「私のことより自分の気持ちは?」 「子供もいる事やし、俺だけ遊んだら不公平やからお前も子供に迷惑かからん用に遊んでくれ。その代わり俺も好きにさせてもらうわ。こんなに、疑われるんやったらほんまにエッチしとくんやったわ!」このとき、エッチはしてないんだ・・・。と確信した。でも、夫婦がお互いに好き勝手をして上手くいくわけが無い。こんな事を言うなんて飲んだ勢いだ。突然、主人は「お母さんに悪いことした・・・。」と涙声。ビックリ!!!!!!私の母に電話して泣かれたらしい。私の変わりに謝られたとそのあと話してた。「お前に悪いと思って手紙を貰う前に電話番号消したんや、履歴を消したのも悪いとおもったから・・。何にも無いよ。子供3人もいて何が出来るねん。」そう言って、その日の行動を逐一正直に話してくれた。プライバシーも何もあったもんじゃない。夫婦とはいえ言わなくてもいいこともある。主人は、疑われるのが嫌だったから話してくれたんだと思う。けど、その真実味のある話で私も納得した。主人も20年ぶりの同窓会でちょっとはめをはずしたんだ。 そんな事はわかってる。でも、私の気持ちに素直になって向き合って欲しかっただけなんだ。結局、謝らなかった主人だけど逆に謝るという事は何かあったということだ。今回、こじれにこじれ、疑惑が誤解を誤解が疑惑を生んだ結果の夫婦喧嘩。2回目の離婚話だったけど、やっぱり自分の母に対しての思いやりを見せる主人の事を心から嫌いにはなれない。むしろ、1人では生きていけないと常日頃思っている。ほんとに女は弱い立場にあると思う。今思えば、自分に自信を持つ事、信じる事も必要なんだと思った。今度、こんな事があったときこの経験を思い出すだろう。色んな人に心配をかけたけど、夫婦円満は家族円満の第1歩。このことを、主人にも分かってもらえたと思っている。私たち、夫婦の永遠のテーマはこれからも続く・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年01月15日 04時32分30秒
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