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テーマ:海外生活(7777)
カテゴリ:Et cetera
今日初めてHarry Potter and the Prisoner of Azkaban (シリーズ第三弾)をDVDで見た。
子持ちのクセにかなりオクレているが、子供が寝静まり、夫が仕事に出かけてから一人でテレビの前に。この時間が一番好きだ。 私はJ.K. Rowlingの本5冊すべてハードカバー版を持っており、それぞれ発行されたなり読んでしまった。読んでいて思うのだが、彼女の想像力の豊かさには舌を巻く。 最初から最後まで本当にいろんなキャラクターを登場させ、さりげないが、すべてのキャラクターに意味があるのだ。巧みにストーリーを発展させ、そして最後でツイストをかける。子供の本を書く作家は沢山いるが、ここまで考えているヒトは少ないだろう。最後になって「まさか、こんな事だったのか」とうれし・悲しの展開。そして前後の本もちゃんと読んでいないと関連しているキャラクターがいることに気が付かない。 そもそも、J.K. Rowling自身のストーリーも凄いと思う。ハリーポッター前は離婚し、子供を一人で育て、政府の援助を受けて生活していたという。カフェでストローラーで寝ている娘を隣に、第一話を書いたそうだ。彼女に言わせれば、ハリーポッター自身が現われ、彼女にストーリーを与えたそうだ。うむ、なかなか彼女もカリスマ人物。それはともかく、子育てにめげず、こんなシリーズを産み出した彼女だ。 今や彼女はイギリスでエリザベス女王の次に大金持ち。でも、世界中大人・子供に関係なく愛されている話、納得。想像力では作家として彼女を一番尊敬している。 最後に、映画を見て思ったのは、映像の美しさ。たとえば第三話で出てくるホグワーツ城のエリアの景色。アイルランドかスコットランドの青い丘を連想させられる。夫も娘たちもアイルランドとスコットランドに先祖がいるため、私もとても惹かれている。東海岸に住んでいる今、距離的にも近い。ブリティッシュ・アイルズ、是非訪ねてみたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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