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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:仕事の話
【同僚ヴェラ】
私の会社には国際的な社員が大勢いる。バングラデシュ出身のカジもいれば、 元ソビエト共和国のひとつだったウクライナ出身のリュドマイラとヴェラがいる。 日本出身の者は私しかいないが、日本出身という自覚がないもので、同僚達にも ほとんどハワイから引越してきただけだと思われていることが多い。 さて、ウクライナ人のヴェラはIT部所属のウェブ・プログラマー。 私達のプロジェクトの総合会議のウェブサイトを立ち上げてくれた人である。 ブログを始めたころの文句いっていたウェブサイトのコントラクターとは違い、 有能でしかもやることが早い・鋭い。間違いを見つけた私がインターホンで 指摘すればその場で直してくれる。ここ3年間一緒にやってきた仲間として 気の合う女友達でもある。 彼女のオフィスにコーヒーをもって遊びに行ったりすると、彼女はHTMLや PHPやらのプログラミングをやりながら、よく携帯でベラベラと早口でロシア語 で息子ダニルや友人と話している。 彼女はロシア/ウクライナでは若いころ音学院でヴァイオリンを演奏していたと いう。かなりいい線まで行ったのだが、国の情勢で無理矢理やらされた傾向が あり、いやになり、ここに来てからは全然弾かないそうだ。とても残念。 音楽院は国の情勢がなくても競争心が凄まじいからそれだけでいやになるのも 分かるのだが。。。 会社のクリスマスパーティーでいつか二人で二重奏をするのが夢であったりする。 ズンズンと響くロックミュージックばかりより、たまにはお上品にクラシック なんてどう? なんて思うんだけど。。。 そんなヴェラの23歳のイトコのヴィクター(ヴィットル)が大学卒業後、 ボストンで面接をうけ、東京で1年間英語を教えることになった。10年年下の ヴィクターはほとんどアメリカ人で、ロシア語よりは英語を教えたいらしい。 「東京? それはよいニュース!」 場所が分かったら知り合いに色々連絡をとって寂しくないように紹介しよう、 と思いヴェラに連絡をとらせた。ヴィクターも嬉しそうに電話をくれた。 なので、これからちょっと宿題が増えてしまったが、これでなんだかまた 日本との縁が深くなったと思うと嬉しくて仕方がない。 ハワイでお隣にすんでいた友人の息子さんがまだ東京で活躍しているはず。 彼は代官山のあるブティックでアルバイトしていたのがきっかけでモデルになり、 今や日本では大人気のモデルである。メンズ・ノ○ノによくでるモデルらしく、 昨年か一昨年はリクエストされたモデル・ナンバーワンだったとか。面食いの ケイちゃんも良く懐いていたボーイだったから納得。 ヴィクターと年がそんなに離れていないので、紹介できたらしようと思う。 ヴェラもイトコが日本でハッピーにやって行けると思うと安心できるみたいで 嬉しそうだった。ヴィクターも背が高く美形らしいからひょっとして東京で モデルとしてサイドに稼げるかも、なんてワクワクしていた。どうなることやら。 【社員評価】 そして総合会議の準備でドタバタしているマーサと私なんだが、社員評価の日に なってしまった。3年前の産休で社員評価の月が5月にずれてしまっていたのが、 又3月に戻す、という事と忙しくなりすぎないうちにやってしまおう、という 事だった。慌ただしい中、マーサは私を緊張させないように気をつかって くれたのだが、何事も順調にいき、対応も良い、有能なスタッフだと言って くれた。わぉ~! 嬉しい。。。(涙) 1年前も同じような内容だったのだが、今年は もっと誠意がこもっていた。お互いに信頼しあえ心も通いあうようになったこと でもある。約束されていた報酬アップも確実となった。これで少し楽になる~! と、妄想が膨らんでいく私である。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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