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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:Et cetera
私の早起き通勤も定着してきた最近。
マーク・トレーンも朝7時22分発のに*余裕*で間に合うようになった♪ →早起きが苦手な私にしては上出来。 通勤のパターンがやっと出来てきた頃、やはり同じ時間帯には顔見知りが できるようになる。私の駅には列車待ち仲間というものもできた。 (帰りの列車の車両で宴会してる朗らかな方たちほど明るくはないけれど) さて、ここ数日間炎天下の暑さの中、面白いことに気づいた。 ここ一帯は渋滞がすごいからエアコンのきいた快速のトレーンを好んでるの だけれど、おとといからの猛暑(湿度94%)で熱と摩擦によるレールの ダメージを防ぐため、スピードを落として運行し出した。 結局運転するのと同じくらい時間がかかってしまった・・・。 そんなウンザリしている乗客のひとりの私には、列車の天使・オジサンが いる。オジサン(名前を覚えてないから勝手に呼んでいる)は朝も夕方も 一緒の列車の車掌さん。アメリカ人にしては小柄なほうで、あごひげを はやし、黒ぶちのメガネ。車掌さんの制服とキャップでピシッと決めている。 マーク・トレーンの車掌さん達はみなさんとても人当たりがなぜか良い。 その上、とても自然なのだ。バスの運転手によく見られる不貞腐れた様子も なければ、妙に明るいわけでもない。車掌さん達、みんな落ち着いて、ハッピーで きっと家にはハッピーな奥さんと家族が待っているんだろうなあ、と想像してしまう。 都会よりきっとフレデリック市とかウェスト・バージニア州に住んでいるのだろう。 オジサンはスリムな60歳半ば位で、駅と駅の間は乗客と一緒に話していたり、 アナウンスをしたり。その声が仕事の後、疲れた乗客の耳に心地よい。 なんだか自分の駅のアナウンスを聞くと、「帰ってきた~」と安心する。 列車から降りるときには、きまって「Thank you, have a nice day!」とお互いに 挨拶もする。なんだかこういう日常のやりとり、失いかけている世間に大切な ことだと思う。 もちろん、私より列車が先に駅に止まってしまって慌てて走って乗ろうとする 私を「今日もがんばるね」と気遣ってくれるオジサンでもある。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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