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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:Et cetera
ワシントンという都会だというのに、いつもマークトレーンにのって感心して
しまうのは人々の情の厚さ。 私の永遠のアイドル、ダンディー車掌ドニーさんから、カウボーイ的に 「YeeeeeeeeeeHaaaaaa!」と列車が出発する度に雄たけびをあげるお茶目な 車掌さんもいる。ヒョウキン♪ 昨日は車椅子にのった黒人の60代前後の女性が乗ろうとして階段で 転んでしまったのを車掌を含め皆で助けあげた後、彼女に席を譲る人もいれば、 「恥ずかしいわ!」という彼女に 「痛みはないですか?」 「全然恥ずかしくないよ、大丈夫!」 と、慰める人まで。車掌さんも何度も様子を見にきてくださったり。 私はお手伝いをして靴を拾ってあげて席についてからは笑ってみているだけ だったのだが。乗客の優しさにずっとニコニコが止まらなかった。あぶないヤツ そういう心温まる場面もあれば、あれ?と思う場面もある。 つい先週全米にあるBED BATH & BEYONDというチェーンデパートに行ったとき。 ケイちゃんはここから北へ20kmほどのフレデリックにあるお友達の家で お泊りでいなかったので、キーちゃんと二人で買い物に行ったのだった。 (買い物自体はNicole Millerの可愛いシーツをお揃いで2セット買ったりと 大収穫だったのだけど) 会計を済ませ、デパートから車まで歩こうと駐車場を途中まで横断したとき。 右から車がスピードを落とさず私達の前を通過した。 思わずキーちゃんの腕を強くつかんであっけにとられた。 信じられない気持ちで男の運転手をみる。 そのステーションワゴンの後席には幼い子供が二人チャイルドシートに。 その父親は横断していた私達親子を見ようともしなかった。 そしてまだ半信半疑で見つめていた私がその車の後ろに見たものは・・・ 「戦争反対」 「世界平和」 「戦争は人殺し」 「ブッシュを○○しろ」 等というステッカーが何十枚も貼ってあった。(怒) 命を尊重し、自分の子供までいるという人なのに、「灯台下暗し」である。 私達は轢かれずに済んだものの、私はしばらく憤りがおさまらなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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