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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:仕事の話
題名ほど深刻な問題ではないけれど、今朝はちょっと心になぜか
ぐっとくる事。 毎日の通勤に出会う、普段はなんとも思わない人々かもしれない。 私の場合、とても親切で大切な存在の人々。 今朝マークトレーンで出勤して下車する直前、ダンディー車掌・ ドニーさんが嬉しそうに話しかけてきた。 「週末楽しんでね。私は2日間ほど延長で休むんだ♪」 と、なんだかご機嫌。 「どこか行くの?」 「いやいや、この仕事をしていないときは車をいじったりしてお金を 稼いでいるんだよ。仕事していないときは一時もないんだよ」 「本当~?凄い!」 「来年の4月にはリタイアするから、その資金稼ぎでもあるんだ」 (がーん・・・!) 「おめでとう!ドニーさんが居なくなったら皆んな寂しいのに~」 といって手を振って列車を降り、仕事へ向かった。 なんだか心にすきま風が吹き抜けた感じ・・・。 そして、仕事場への途中でよく寄るPaneraというカフェ。 いつものオーダーのモカとほうれん草とアーティチョークのスフレを頼んだ。 モカを作ってくれたのは前から目にとめていたとても明るい女の子、 アレックス。(女の子といったら失礼かな。年下の「女性」) 彼女のモカはいつも丁寧で美味しい。いつもの挨拶を交わし、 「最近凄い混んできたわね。ビジネスにはとっても良い傾向よね」 と話したら、 「そうですね。でも今日は私のラストデイなの」 (またもや、がーん・・・!) どうしてかと聞くと、加盟店の指令本部でマーケティングの助手に 昇進されたのだそう。。。 「おめでとう!楽しみですね!」 と、いってお店を出たものの、やっぱり嬉しさ反面、さびしい気持ち。 そして一番寂しいのが、ちょっと前の日記にも書いたことのある ロードアイランド州ディレクターのビル(アイリッシュはリーアム)。 彼は州健康局で30年も仕事されたあと、リタイア。 私の家族がパート・アイリッシュだと知った途端、娘のように 扱ってくれた。リタイアを記念としてアイルランドへ旅行して帰国したら おみやげにケルティック・スカーフを送ってくれるそうだ。 「仕事はもう一緒にできないけれど、貴方には本当にお世話になりました。 これからは『娘』として私のファミリーにいらっしゃい」 →別に変な意味ではなく、私は血のつながりがまったくないけど、 彼に気に入ってもらえ、彼の名誉家族会員(?)と晴れてなった。 でも、仕事で会えなくなると思うと寂しい。 ロードアイランド、もしくはアイルランド・・・何処かで会う日があるのだろうか。 毎日、普段ならなんとも思わない人達との交流はけっこう大切なんだと ほんとうに強く感じられた日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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