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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:Et cetera
先日のクリスマスプレゼントの報告でやっぱり書き忘れていたものが
あった(笑) それも、対照的なものなのであえて書こう。 スコットがくれたプレゼントの中で特に印象的だったのは(カメラはもちろん) ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作の「アブダラと空飛ぶ絨毯」。 ハウルの動く城の姉妹作なのだが、彼がどうやってこれを見つけてタイミング良く プレゼントしてくれたのかが謎である。 検索すれば出てくるのだろうけれど・・・ この本はハウルより出だしが素敵。 ハウルと同じく異国「インガリー」の片隅での物語り。 でも全然設定も人種も雰囲気も違う。 アラジンの魔法のランプを連想させる素敵な物語。 まだちょっとしか読み出していないけど最後まで読み応えがあるだろう。 さて、この本が大当たりなら、今度はリクエストしておきながらハズレなもの。 かなり期待されている「ブラザーズ・グリム」。 売れっ子のマット・デイモンとヒース・レジャーが演じるグリム兄弟のお話。 私は沢山読み漁るタイプではないけれど、読むならファンタジーや ギリシャ神話、推理小説と凝ったジャンルを選ぶと思う。 高校・大学の時もフェアリーテールやギリシャ神話の分析するコースなども 進んで受けた。 フェアリーテールはディズニーがプロデュースするような可愛い話より 結構内容が凄まじかったりする。でも、その裏には教訓があったり、 人間の心理的な成長の分解もできる。 この映画はそのフェアリーテールになる前のグリム兄弟の身の上に起こる ストーリーといった設定なのだけど、かなり奇妙で腑に落ちないことばかり。 赤頭巾ちゃん、ジンジャーブレッドマン、狼、ラプンゼル、白雪姫などの おおざっぱな発想がみられる。 不思議の国のアリスを最初に見て分析しようものならルイス・キャロルは ドラッグでもやっていたんじゃないか、と思うくらい奇妙だと思うだろう。 だが、この映画はそれ以上に奇妙としかいえない。 ケイちゃんも奇怪で不気味な発想に夜ひとりで寝るのが怖くなってしまった。 奇怪な発想その1―カラスが井戸に落ちたのを助けてあげた女の子は出てきた 泥まみれのカラスに泥をあびせられ顔をなくし、落ちた泥はジンジャーブレッドマン のような化け物になり、女の子の顔を盗み、しまいには飲み込んで誘拐する。 奇怪な発想その2―ヒース・レジャーの馬が蜘蛛に乗っ取られてある夜、サーシャを 呼び出して馬屋で飲み込んで誘拐する。 注:一応ストーリーの展開はあるので、女の子を(12人)誘拐する理由はしっかり設定してある。 上記の発想は映像をみるとかなりグロテスクだしあまりの展開にびっくりする。 馬好きなケイちゃんはサーシャを飲み込んだ馬を「殺さないで~」と一生懸命 画面に向かって繰り返していた。(見せなければ良かった・・) とにかく、摩訶不思議な映画である。映像は綺麗だけど、アタリよりはハズレかな。。。 見たことある人、感想お待ちしてます・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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