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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:Et cetera
今日は変わってメロドラマです―
ある身内のお話。 キャサリン(偽名)は某大都市の一角の土地をもつ家族の娘。 某有名大学を出て、高校時代からずっとお付き合いしている 一流大学を出ている彼のマイケル(偽名)もいる。 大学も別で難しい課程をお互いにサポートしあいながらがんばった二人。 それぞれ医学に進むはずだったけど、キャサリンは研究や医学にうんざりし、 故郷の大都市にもどった。マイケルは遠く離れた土地で医学に進む。 マイケルの家系は代々医者で有名な父を持つ。だが、マイケルは幼い頃から 自分の複雑な家族関係に悩まされていた。 マイケルの父は一番続いた恋人であるキャサリンを毛嫌いしている。 ホリデーがあるたびに夕食に呼ばれて来ているキャサリンを避けるため、 家にいないか無言で食事を済ませ書斎に戻る父親。 あるときはキャサリンに「理由は分からないがお前が嫌いだ」とまで言った。 そんな悩み多き家族関係のあるマイケルから離れられないキャサリン。 人生をコントロールしようとする父から独立しようとするマイケルの 唯一の悩みの聞き手でもあるからなのだ。 そんな複雑な関係にまたひとつドラマが増えた。 マイケルの父がキャサリンの両親に手紙を出し始めたのだ。 「貴方達の娘は我が家族の問題の原因なのだ」 「この関係に良いことは一切ない。息子に近づかないでくれ」 「貴方達の娘は息子の金目当てに別れないのだ」 と、いうような内容。キャサリンの両親も今まではずっと静かに見守って いたのに、これにはどうしようかと悩むようになった。 マイケルの父はキャサリンとマイケルが付き合い出した当初から家族・親戚の バックグラウンドチェックもしたほど。 キャサリンの実家だって悪い家系ではない。むしろ一般の人達からみたら 好都合なエリートカップルだと思えるだろう。 数日悩んだ挙句、両親から手紙をみせられたキャサリンは静かに泣いた。 どうにもならない展開、禁じられた恋、どうなるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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