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カテゴリ:エレクトーン
「エレクトーン」はヤマハの登録商品名で、実際は「電子オルガン」といいます。
ほんとに進化しています。今の「ステージア」はインターネットと繋げてデータを購入したりできます。進化しすぎ・・と思う方も沢山です。 昔のイメージのままだと、何だか安っぽい音楽のとらえられ方もありますが、結構かなり深い楽器です。ピアノのレッスンでもエレクトーンを上手に活用できたらなかなかよりよくレッスンできると思います。 私が子どもの頃、ヤマハ音楽教室がさかんになり始めたころ、昭和50年代。当時はカラフルなレバーがついていて、重厚な木目調な楽器でした。街のデパート入口で、透明のカプセルにはいったお姉さんが、足鍵盤を駆使して演奏している姿は素敵でした♪ 時たま、カラフルレバーを入れたりして、マジックでもみているような・・♪ その後、随分進化して、革命的!!だったのは「H型」といわれるエレクトーンです。昭和60年代です。 いわゆる「リズムマシーン」が内蔵され、自分自身で、リズムを組み、音色も進化し、シンセサイザー化しました。音の微妙な変化も作り変えることができるようになり、革新的でした♪今までは「ズンタカタッタ~ズンタカタ~」のイメージがあったのに、バンドスコアのドラム譜を忠実に再現できるようになったのですから、びっくりです。 当時、私は高校生で、はじめてのリズム作りに夢中になっていました。 「楽譜を見て弾く」が当たり前の毎日から、ポピュラー音楽やジャズ、ラテンもののリズムを気にして聞くようになりました。 ドラムなんてたたいたことがない、触った事がない状態でしたから、「バスドラムは何?」「スネアドラム?」「ハイハットシンバル???」の世界でした。 「シェルブールの雨傘」を「スウィング系」リズムで打ち込む課題をした時に、 ドラムの構成すらわかってない。 かなりとんちんかん?に、とつぜん「ハンドクラップ」を入力してみたり、シンセドラムを入力してみたり、完全「なんだこりゃ??」の世界です。 でも当時はかなり真剣!「変」ということにも気付かない・・。重症状態ですが(T_T) そんなリズムを打ち込む経験があって、音色を組み込む経験があって、楽器の構成を学び、リズムの構成を学び、今思えばずいぶん実になっています♪ 真剣に原曲を聴き「この音色なんだろう?」と、当時カセットテープ擦り切れるくらい聞いた思い出も今実になってると・・ エレクトーンは一人何役もできる楽器で、深く勉強すればするほど深~い深~い楽器です。ボタンを押せばトランぺットの音色が出ますが、どうしたら本物っぽい奏法ができるか考えて表現するのは、とても楽しいものです♪ ピアノレッスンで、できるだけエレクトーンを取り入れる事が出来るとき、取り入れています。たとえばブルグミュラーの曲でも、ただ「左手響かせるように」と伝えるより「ホルンのように」・・・本物のホルンをだせればいいですが、エレクトーンでホルンの音色を紹介してみたり。今はほんとに、リアルな音色がでるようになっています。 昔のまんまの「エレクトーン」のイメージだったらもったいないです♪ 機会があれば、エレクトーンのコンサートは楽器店主催も多く格安に聞く事ができます。 一度「今」のエレクトーンの状況を知るつもりで聞きに行くのもなかなかおもしろいと思います♪ 現在音楽大学でも、「電子オルガン科」が相当あります。できました。 時代はかわったな~!でも、やっぱり電子楽器はちょっと~でも、エレクトーンやってない人も、何か発見ができるかも・・???♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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