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カテゴリ:3-1・演奏(発表会)
「先生!発表会は大きくなったらジーパンとかででるんでしょ?」
と、小学生の女の子から聞かれたことがあります。 「ち、ちがうよ・・」と思いつつ・・・ 発表会は、教室によって、楽器店主催なら楽器店によって、規模によって、主旨によって、地域によって・・・様々です。 都内に住みながら、楽器店主催も含めて、地域によってカラーがでるのもおもしろいほどに実感しました。 初めて発表会に参加する生徒の保護者の方は、とても熱心に、 「どんな格好すればいいですか???」 と聞かれます。 最近私は、前回の発表会の写真を見せて、 「昨年はこんな感じですよ~」 とお知らせするようにしています。が、家庭によっていろいろな考え方や事情があるのは、長年仕事をしていて様々なので、やっぱり 「○○してください!」 という言い方は避けています。 ふと気付けば、生徒も大きくなるにしたがって、「ラフ」になってきています。また、「ドライ」になってきています。 小さいうちはヒラヒラドレスを着ていたのに、なんだかだんだんカジュアルに・・。それを見ている小さい生徒達も右へならえで、カジュアルになってきています。 でも・・・ 本来、発表会=演奏会で、演奏を披露する晴れの舞台です。 やっぱり、演奏は衣装で弾くものではない!といっても、素敵な衣装で、曲に合わせたドレスや、パンツものでもいいし、ちょっぴりおしゃれしてお客さんを楽しませる事も、参加者の気持ちを引き締めるためにも、衣装を考えるのも発表会の経験の一つではないかな?と感じています。 しかも、段差の高い舞台では「くつ」が観客席の目線の一番目につく視線位置でもありです。「くつ」を意識することはマナーの一つでもあるかな?とも思います。 これもまた色んな考え方があるのでなんとも言えないな~といつも感じていますが、発表会にお友達から招待された時、チケット代がかからない分、チケットの代わりとして「お花」を持っていくことや(今は500円位のミニ花束もありますよね♪)講師同志で演奏会に招待された時に、スタッフへの差し入れのお菓子だったり、もし演奏をするのであれば「お花」のプレゼントはとても素敵なものです♪ 発表会終演して、生徒と保護者が楽屋に訪ねてきてくれて、 「これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」 と、よく花束をいただきますが、そんな一言で、 「教えてきてよかった♪またがんばろう!今度は何を教えようか??」 と、活力になったりもします。 大半の先生はきっと、そんな気持ちを伝えてくれるだけで、すご~く嬉しい気持ちになるんじゃないかな?と感じます。単純です(笑) 講師にとっても、生徒の発表会は大イベントです。 あまり派手になりすぎたり、変な伝統?があるのも、古臭い感じですが、素敵な事はつづけていってもいいのかな?とも思います。 大人の生徒は 「あんまり上手じゃないし、地味に普段着でいいです」 なんて控え目な方もいますが、1年に1回あるかないかの晴れ舞台!どんどん華やかに♪ いいと思います♪ 私が以前本で読んだのか、誰かに聞いたのか・・・・ ショパンを舞台で弾く時、 「ショパンに敬意を払って・・」 なんか素敵だなと思いました。 大それた話?で、とてもとても私も 「ショパン・・・ごめんなさい・・」 状態ですが・・・・ なんか いろんな事に対して 「心づかい」って、いいな。と思いました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月17日 00時50分28秒
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