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♪音楽教室日記

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2007年10月19日
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「コンクール♪」・・良し悪しな部分もありですが・・

コンクールは、参加することでやっぱりはげみにもなるし、よい時期に、よいと思う生徒にはすすめています。

エレクトーンにもコンクールありますが、エレクトーンはヤマハのもの1本、ですが、ピアノコンクールは山のように主催があり、幅広いです。
 
<失敗例・・>
エレクトーンでもピアノでも、コンクールを小さい時から、出させてしまった子でその後いまいち上手く成長しなかった例です。
 
 コンクール参加ということになれば、レッスンも気合が入ります。普段よりも無理をして、より華やかさを考えて選曲して・・となります。
 小さいうちは、「小さい」という事もあり、小さい子のわりに、わりと上手!という状態でも、コンクールによっては「奨励賞」的なものを受賞できることもあります。

 上手くその後も波に乗ってくれる場合もありますが、コンクールはたいてい年に1度。曲の準備に半年くらいかける事も多く、切羽詰まれば、コンクール曲オンリーのレッスンになる事も多しです。
 そうなると、コンクールの他に、発表会も参加したいとなれば、「曲を弾く」事がレッスンの主に。一度コンクールでなんかしらの賞をいただければ、子どもも保護者も、「ぜひ来年も!!」の勢いになり、「曲!曲!!曲!!!」になってしまいました。

 コンクールにもカラーがあり、審査員にもカラーがあり、年齢が上がれば求められるものも多くなり、より、上手にしあげなければ・・。
  
 子どもは正直なので(^-^)・・華やかな曲の楽しみを味わうと、次も、その次も華やかオンリー。しかし、習い始めてわりとすぐに何とか、参加させてしまった状態だと、細かい音符読み、小さい曲の大切さ。いろんな作曲者(ジャンル、時代)の曲なんかに興味を持ってくれません・・。
 そうなると・・・
はじめの3年くらいは何とか頑張れます。でも、土台作りが雑になっていると・・・
  ♪コンクールのプライドが邪魔をして、細かい練習に身が入らず、音符読みもあやうい。
   土台をしっかりやってきた子には数年でぬかされちゃう、でも「こつこつ」勉強したく
   ないけど大曲に走る。しかし土台が甘い・・。コンクールで賞がとれなくなる。
   やる気がなくなる・・・
  
「よい」と思って参加させたコンクールが裏目にでてしまった実例です。

その子はその後、高校生くらいになって、土台の大切さをようやく理解して、今は仕事をしながらのんびりと、ヤマハのグレード試験をメインに、指導グレードに挑戦できるかな??の状態になりました・・・。 
 
反省点に・・その子にとって「良い時期」をしっかり見極めなくては・・と思っています。

そんな中、ピアノは沢山コンクールがあり、レベルも高く・・・

刺激と経験をメインに考えて、今お気に入りなのが、ピアノコンチェルトコンクールです。

 ♪日本アーティストビューロー「夢コン」♪です

 そこの出版のテキストを購入しなくてはなりませんが、年齢わけがなく、テープ審査が通ると、地区予選をします。地区予選が「室内楽」との共演。これは、もう、生徒に経験させたくて、それなりに弾けていれば?「バイエル」から参加できます。年齢も制限がないので、(プログラムにも年齢がのらない)たいてい、まあ、幼児から低学年あたりですが、中学生が出たっていい。もちろん、「シニア部門」以上なら本格的なモーツアルトの協奏曲とかもあります♪
 私も参加したい♪楽しそう♪♪の気分でした
 
 地区で(全国展開しています)優勝すれば、本選は「フルオーケストラ」との共演!!
 ピアノを個人でならっていて、ソロで弾く経験がほとんど。ピアノの子はワンマンになってしまう事が多い分、アンサンブルはさせたい♪
 
 ガツガツしたコンクールではないので、生徒の経験をメインに考えたら、すごく素敵なコンクールでした♪
 生徒の刺激にもなり、素敵な思い出にもなり、室内楽経験をして、他の楽器にも興味を持ってくれたりして、なかなかよかったです♪♪♪
 

 





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Last updated  2007年10月20日 10時12分27秒
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