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今日はわりと、大きな(成長した?)生徒ばかりのレッスンでした。
その中で、大学生の子に質問されました。これから就職活動という事もあり、いろんな仕事に興味シンシンのようです。 私は、勉強はしたのですが、療法はボランティア程度にお誘いがあれば・・のレベルで、実践の少ない療法士?感覚なので、私がわかる範囲と、その子が理解できる程度の話をしました。 「音楽療法士って何するかって思う?」 「いや・・全然わかんない」 「すご~いテンション高くてHappy!な時、どんな曲ききたい」 「まあ、のれるやつかな」 「じゃあ、ゆったり落ち着きたい時、のりのり系ききたい?」 「いや・・・」 「脈拍はテンション高い時はどう?」 「早くなる」 「簡単にいったらそんなようなこと」 そのあとのレッスンでは、ワルツと言えばどのくらいの速さを想像するか?とか、バラードといえば、マーチといえば、と、すご~い大きな輪郭の話をはじめにしました。うっかり見逃していましたが、速度って、以外に意識してない(させてない)と思いました。 エレクトーンなら速度表示があり、ピアノなら「モデラート」とかあっても、生徒は、一応わかっても、実際の、本当の関心は薄く、脈拍と合わせて速いもの、遅いもの、と伝えると、なかなか興味深く聞いてくれました。 だから舞台で緊張するとつい早く弾いてしまう事があるのは、脈拍にあわせちゃうからかもね♪というと、 「う~~ん!!!」 と納得してくれました。 療法も深すぎて、簡単に説明するべきではないですが、大きくいうと、そんなような事もあり、話が脱線して、速度の話に花が咲きました♪ 楽しくなりたい時に楽しい曲を聴く(弾く)って、言ってみたら自分自身の音楽療法ですよね♪ モーツァルトがダイエットにいいとか、アルファー波がでるとか、セラピーサロンでは、ベルの音を聴き入るセラピーなど・・すご~い種類。沢山あります。実際勉強してみると、認知症のための話、障害がある人の話、精神的に不安定な人の話。沢山あります。知らない事が私にはまだまだ沢山。 実践でセラピーを行うには、私の場合とてもピアノの即興力が大切になりました。 レッスンではないので、かりに1時間、CDを使ったとしてもピアノで様子を見ながら臨機応変に音を繋げる?作業沢山ありました。 もちろん楽譜を広げるなんて、「間」をあけてできるほど悠長なものではないので、今回の初質問には、普段のレッスンと絡めて、「速度とキモチ」の話をしてみました。 最近の「癒し」ブーム。 仕事に就くのを考える前に、いろんな仕事に興味を出すのは、すご~くよいこと♪ まだその生徒は、発展途上中♪ 少し療法には興味があるみたいなので、話を交えながら、まだまだ腕を磨いてもらわねば!! と思った今日のレッスンでした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月27日 00時36分50秒
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