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ある先生の音楽療法を見学させていただきました。
ほんとに「音楽療法」、医療にほど近いものから、いわゆる癒し空間的なもの様々です。 確立している資格がまだ民間的なものなので、職種としてなかなか独立するのもまだ難しいかなと思います。 長年ピアノを教えていて、生徒の中には、学校になじめなくて退学する子、フリースクールに通っている子、一番私自身あせってしまったのが、リストカット経験ありの子・・のレッスンをたまたましていました。生徒たち、変わった子?もいれば、まじめな子も、明るい子もほんとに色々です。 みんなピアノには普通に休まず通ってくれていましたが、なんかあやしい兆候?はレッスンでもあるものなんですよね。 長く付き合っていると、異様に演奏が雑になったり、また反抗的になったり、上の空だったり・・ただの「反抗時期」なら、時がたてばなんでもないですが・・もしも、何か大きなストレスを抱えているとき・・・ たかがピアノ講師、たかがピアノレッスンでも、レッスンにきて気がまぎれるなら、癒される気持の曲が演奏できたらな~と、かげながら・・思っていました。 私の知人は、「生徒の気持ちもわかれば」と「手相」を研究??していた人がいました♪ なんだか笑っちゃう話ですが (私は笑いました(^O^)なぜ?手相???) (でもしっかり見てもらいました(*^_^*)) ずっとレッスンに来ている生徒だと、やっぱり、変化にはこちらも敏感です。 そんな経験から、音楽療法、少し勉強しようかなと思い始め・・ 勉強歴はずいぶん長くなり・・・・・ そんなこんなで 療法見学は「発達に心配のある乳幼児」のための療法でした。 お母さんと一緒にうけています。 まだ言葉の発生が少ないお子さんで、 「音楽をお母さんと一緒に体感して、気持のよい空間を感じる」 というようなものでした。 先生方は、ピアノを弾いたりCDを流したり、動と静の時間をつくり、メリハリのある50分間でした。 注意事項が 「絶対にお子さんに音楽を強要したり、顔を覗き込んだりしないように」 でした。 先生がお話しされるには、 「楽しい曲を、楽しそうにしている子どもをみたいから、お子さんに楽しいね!の話しかけや、顔を覗き込んで、無言の楽しめ!のオーラはださないように。その音楽、その子は苦しく感じているかもしれないし、療法なので、そのこの感じる力を大切にしてください」 というような話でした。 なるほど なるほど・・・ 療法、深いです。 確かに、楽しい曲って万人に楽しいとは限らない。 療法ではない、普段のレッスンでも、曲の感じ方大切にできたらいいな~と思いました♪ でも、普段のレッスンでは、曲を感じる時に、やや大げさに? 「この曲元気いっぱいのきょくだね♪」 と、ガイド的に伝えるのも大切だったり・・。 療法の先生やそこの保護者の方のお話によると、療法後は、その子どもたち結構眠りが深いとか・・・ まだまだ療法界?は進化しそうな予感です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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