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カテゴリ:9・講師
今日は、ちょっとしたきっかけがあり、学校の美術の先生のセミナーを聞くチャンスがありました。
なんだかとても心に残った言葉があります。 その先生は、生徒の書く様々な絵について、一般的に下手だな~と思われてしまう子(発達に問題のあるお子さん、知的に心配のあるお子さん、いわゆる「普通」のお子さんたちすべて含む)に対して 「ほめることが見つけられない先生は、先生ではない!!」 みたいな話をされていました。 「その子にとって、ささいな事でも見逃さないのが、その子にとってのいい先生。確かに、すごく難しいことではあるけれども・・・」 なんだかぐっときました。 そして 「大人だって褒められたら嬉しいし、芸術は感性。褒められたら伸びる!」 「下手な子なんていない」 みたいな話もされていました。 そうです。 確かに、結構年齢重ね、講師生活も長くなり・・。しかし! 「先生みたいにひきたい」 「先生、やっぱりうまいじゃん」 なんていわれたら、嬉しいです(^-^) もうちょっと練習しちゃおうかな~♪ なんて単純に思います。 確かに、「一般的」にだめだ~なんて思える生徒は沢山いますが、その子自身だけを見たら、成長も素敵な部分も沢山ありです。 ないわけないんです♪ 素敵なところは伸ばしてあげなくては(^-^) 今は、 「褒める」 大切さをとても実感しているので レッスンでかならず1回は褒めるところを見つけよう♪と実践している最中です。 「褒める」って、その子自身をしっかり見ていないと、ほめる事ってできない。 適当に 「うまいね~」 なんていったら、子どもは敏感。すぐ、適当に言ったってわかっちゃう。 美術の先生は 「この、黒の絵の具のニュアンスがいい」 対ことば・・「黒はつかうのだめだよむずかしいんだから」 「このやわらかい線の雰囲気が、優しい気持ちになる」 対ことば・・「もっと力強くかかなくちゃ!」 とか、具体的に生徒に伝えた話をされていました。 対ことばなら、気持、萎えますよね~ なるほど~。 しっかり見ていなければ、いいところって見つけてあげられない。 ただ単に、「いいね」「うまいね」 なんて言うのはNG。 しっかり見て、 「この、「ソ」を弾いた力加減が実にいい♪」 「3の指の弾く形がとてもきれい」 なんてほめてあげられたら素敵かな?なんて、気持が広がりました(^-^)♪ ただ適当に褒めるのは誰にでも出来ちゃうと思います。 的確に褒めるところを見つけて、その子がよりよく成長してくれたら最高にGood♪ なんか今日は 「いい話」 を聞けた気分で、とてもよい気分です♪ 音楽も美術もいいですね~ 芸術の秋もおわり、冬になりつつありますが、 かさかさするより、潤いたい♪ 潤った演奏、潤ったレッスン、潤った言葉 いい!! なんて思った一日でした(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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