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カテゴリ:13-3・音楽(曲・ジャンル)
少しづつ自分の意見が言えるようになる生徒達は
「わたしこの曲きら~い」 というようになったりします。 でも「きらい」の中に、先入観もあります。 できたら、私の希望は 「しっかりやってみてから、きらい。とか苦手とか思ってほしい」 と思います。 あきらかに先入観で「よくない」と思うのはもったいないな。と思います。 結構、曲って第一印象はパッとこないけど、弾いていくうちにはまっていったり、よさがみえてきたり、そんな事も多いにありです。 ジャンルに関しても、クラシックオンリーの子はポピュラーなんて!と思う子もいます。変な先入観でクラシックに高級感をいだいているんですね。 かといって、ポピュラー曲の難しさを理解していないまま、よくないなんて思うのは、まだまだ経験不足。 逆に、ポピュラーばかりの子は、クラシックのよさも知らなさすぎる。 昨年の、のだめカンタービレのはやりは、一見クラシック嫌い?と感じている子にはよいきっかけ作りになりました。 ホルストの木星も、歌詞がついた分、きっかけづくりになりました。 そこから、クラシックの興味に移行するなんて充分ありです! 私はピアノとエレクトーンを子どもの時から並行してレッスンしていました。 どちらも味があって捨てがたい。 ピアノの難しさもエレクトーンの難しさも、どっちもどっちと感じます。 それは歴史とか鍵盤の重さとかそんなことではなくて、どちらもやればやるほど深い!と感じています。 ピアノオンリーの人は、エレクトーンなんて・・という話よく聞きます。 といっても、たったひとりでアンサンブルをするように、アレンジする事や、各楽器の特徴を表現しようと工夫すること、これもまた深い勉強です。 エレクトーンオンリーの人は、ピアノはリズムとかがない分、まったく素の状態で演奏する難しさと楽しさもあることも経験してもらいたい。 どっちがいいとか、好きとか嫌いとか、難しいとか簡単とか、先入観で感じてしまうのはとてももったいないな~と感じています。 チャンスがあれば、いろんな楽器や、いろんなジャンルや、いろんな曲をやってみて、そこからまた新しい興味が生まれてきたらラッキーじゃないかな? と思います。 先入観は小学生高学年くらいから、お家の人の意見だったり、お友達の意見だったりの先入観もあって、「食べず嫌い?」になっている子もいたりします。 どんな曲も楽器もジャンルも、結局つながっていて、色んな経験した方がきっと味のある演奏ができるようになるんじゃないかな~と感じています。 やっぱり、音楽も食事も、「食べず嫌い」はもったいないです(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月02日 17時44分42秒
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