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カテゴリ:7-1・自分の事(レッスン・恩師)
高校生くらいになると、将来を考えてみる子達も多くなります。
でも、実際高校生で、 「将来何になりたい」 って確実に決めるのって、とても難しいです。 長くレッスンをやっているこの中には、ピアノでもエレクトーンでも、 「音楽教室の先生になろうかな~」 と、漠然に考える子もいます。 私が教えている子達は、いわゆる一般の子たちばかりですから、そうなると、かなり大急ぎで準備する事になります。 ただ、実際は、 「先生になろうかな??」 と、漠然に考える子も少なくないので、ここはじっくり話して、真実味を帯びてくれば、お母様とも、方向を考えるようにしています。 将来の目的が、 「普通の?音楽教室の先生になりたいな」 と考えているのであれば、実際の話ですが、 今は、ヤマハのシステム講師も、すごく倍率が高くて、結構大変だったりします。 私は人事課ではないので、実際のところ採用試験の基準はわかりませんが 「有名な音大をでている」 という事でもなさそうな気がします。 実際、時代が違っていたらごめんなさい。ですが、 音大や、音楽関係の専門学校音楽ではなく、音楽に関係のない普通の大学を卒業している人や、学歴は高校卒の人もいます。 もちろん、それなりに実力も経験もある先生です。 グレード試験もしっかりとっています。 確か26歳くらいまでに採用試験受験資格があって、他企業経験者で、のち講師になった人もいます。 現実、音大を出た場合、音楽関係に就職ができるかといえば、なんともいえません。教員免許を取ったから、学校の先生になれるかといわれると、実際採用があるかどうかは難しいです。 私の時代はバブル期あたりでしたが・・ 同期のメンバーは、一般企業に就職してしまう子の方が実に多かったです。 もしも、とても家庭が裕福で、 「好きなことやりなさい」「花嫁修業でもいいんじゃない」 なら、自由に学校を選んでもいいと感じますが、 音大を出たから、音楽の先生になれるかどうかはわからず、もちろん、「学費のもとはとろう」なんて、先の長~~い現実もあり・・ ご家庭で、高い学費をだして一般の企業就職ということもあり、ある意味専門系の勉強をしているので、一般企業も微妙に難しい事もあり・・ ここはじっくり考えて決断する事を進めています。 もしも、音楽が大好きで、ピアノというわけではなく、音響的なこと、商業的なことをやってみたいのであれば、その手の学部を探したり、専門学校の方がいい勉強できる事もあります。 専門職は、選択する時やっぱり難しいですね。 さきだつものも、大きいし。 私は生徒にはそんな事情も沢山話しています。 まだ微妙な考えなら、一般の大学に行ってしっかりグレードをとっていく選択もあるし。 「音大にいく」 が目標になってしまうと、その先が厳しいもので・・ 「音大にいって、もっと音楽を学びたい」 とか、先の事を考えるのは大切な気がします。 音楽関係ではない保護者の方は、情報も少ないこともあり、高い学費払ったのに~。となってしまわないように、じっくり学校見学をしたり、情報をたくさん集めて冷静に考えられる事をお勧めしています。 当然のことなんですが、 学校選択、本人ももちろんですが、保護者のかたもやっぱり悩んでしまう 現実の話ですね・・(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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