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カテゴリ:13-3・音楽(曲・ジャンル)
今年は、うまく発表会やコンクールと重ならず、生徒たちににクリスマス曲やら、雑学的なこと、いろんな弾き方があること。沢山伝授ができて、いい季節になりました。
「クリスマスの日まで」 という、期間限定曲の練習は、「がっちり」練習する事「以外」、が、私のレッスンの主旨になります。 細々書くと、前の日記と重複するので割愛するとして、 生徒達には、コードネームで弾く事や、ピアノの子はエレクトーンをやらせてみたり、また、レパートリーとして、その子の普段の練習曲よりもやりやすい曲も準備し、レッスンしました。 やりやすいという事は、「簡単」ではなくて、表現する事をばりばりやってくれ。という事なんですが。 そのレパートリー、11月の最終週か12月の1週目に渡します。 さすがに、あまりに早すぎては、季節の曲は練習も気が乗りません。 レッスンできるのは、3回~4回くらいで、曲を終了させなくてはなりません。 普段のこまごま練習していては、仕上がらず、いい意味の 「アバウトさ」 を、勉強してもらいたい勢いでした。 こんな時、ほんとに「性格」がでます。 「きちんとさん」タイプは、やっぱり小さな事にこだわって、イントロから先になかなか進めなかったり、全体像を把握するなんてことはせずに、きちんときちんと、丁寧に丁寧にやりたがります。 「それじゃ~新年明けちゃうよ~~」 ほとんどが、こういうタイプ。多いです。 今回は、とにかく 「全体をみる」をテーマにしました。 生徒には 「素人さんが聞いて、うまいな~が目標だよ。だから、左手のおかず的な伴奏は、アバウトにしてもわからないでしょ。でも、メロディーが崩れたり弾き直しばかりしたら、ばれちゃうでしょ」 というアドバイス?をしました。 弾けないところは後回しでいい。 でも、大切な部分は抜けてはいけない。 「アバウト」って簡単なようだけど、いい意味で、見捨てても?大丈夫なところを発見したり、難しい部分は自分なりに、簡単に直してそれなりに弾くということ、結構技術と慣れが必要です。 そんな話を交えながらのレッスンでした。 性格でます(^-^) 結局のところ?? 人生!も、目先の事に惑わされるより、長い目で全体を把握して、やるべきことはやって、手を抜くとこは手を抜いて?最終的に大きくそれなりにまとまればいい。 イントロでくよくよがっちり弾くことにとらわれて、1曲ひけないままよりも(たまにはありですが) 全体をとらえられたら、その曲は、「弾けた気持ち」にもなる。 もちろん、きちんときちんとこだわって練習する日々は、すごく地道に身になります。 でも、本のあらすじを理解するように、楽譜のあらすじを理解するのも、またまたいい経験になるな~と思います。 全体を把握して、難しい部分は後から確実に埋めていけばいい。 そんな練習も、特に!忙しい時期になる中高生や、仕事を持っている大人の方には、有効的な 練習方法。 発表会やグレード試験に向けて確実に丁寧な練習も大切。 数日の練習で全体を把握する練習も大切。 忙しい時期は細々練習している時間もパワーもない時、違う角度から練習するのもなかなかいい勉強です。 またまた繰り返しますが、練習時間を作るばかりではなく、いかに短い練習時間で、曲を把握するか!もなかなか、頭も使って、実になる練習方法。 今年のクリスマス時期のレッスンで、あらためて実感しました(^-^) 曲のとらえかたも、結構人生に似てはないでしょうか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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