|
カテゴリ:エレクトーン
小さい時に、ピアノを習っていて、大人になってエレクトーンをやってみたいな。という生徒さん。多人数ではなくても、切れずに?必ず誰かしらいます。
理由を聞くと 「なんか楽しそうで」 が、皆さん共通です。 皆さん裕福?なのか、大人になってから習われる方、ポーンと新しい楽器購入されることとても多いです。 すごい・・・。 ほんとにすごいです・・・。 指導する方としては少なからずプレッシャーが・・・・ そんなこんなで、せっかく購入されたのなら、と、楽器の使用法を兼ねて、かなりがっちりレジストの組み方や、リズムの打ち込みもレッスンします。 わりとやる気満々でハイレベルの方は、耳コピも兼ねて、好きな曲のリズムを取ってみたり、楽器が無駄??にならないように、楽器使用法の伝授も丁寧にレッスンします。 私の中で、とても印象的な大人のエレクトーン生徒さんがいました。 グレード試験もとても貪欲?にとりくんでくださり、レッスンにも覇気があり、やる気がバンバン感じられる生徒さんでした。 小学生のママでした。 子どもよりも自分が楽しければ!みたいな感じで、レッスンをとてもはりきって受けていらっしゃいました。 いいですね~。 この時点で、素敵だな~と、こちらもはりきってしまいます。 グレードを受ける事もとても楽しみにしていて、初めて取り組む「アレンジ」に興味津々でした。 「先生!とても恥ずかしいのですが、実は演歌が大好きなんですよ。演歌のレッスンはできないでしょうか???」 と、恥ずかしそうに伝えてくれました。 「恥ずかしくないですよ!!できますよ~~。お好きなら、ハードロックでもなんでもいいんですよ。思い切ってアレンジもいいじゃないですか!!」 といったとたん、次の週には何曲かの演歌をダビングしてきて下さり、この中のどれかがやってみたい。と。 わたしは過去20歳そこそこで、仕事上、演歌かなり聴いた経験もあり、ひそかにリズムも味があったり、いわゆるオブリガード的な部分やおかず的な部分、結構カッコよかったりするのをよ~く知っているつもりです。 よしいくぞうの「雪国」。 これは、かなりリズムもドラマチックで、物悲しい部分もありつつ、情熱的で、曲としてはなかなか研究どころ満載!!の気でいましたので、「雪国」すすめました。 バンドスコアがあればらくちんですが、さすがに市販されていないので、(あるのかな??)一緒に音源を聴きながら、リズムを工夫したりとても理想的なレッスンができました。 ご本人も、大好きな曲を本物さながらに演奏できる事にとても満足して下さり、アレンジが仕上がった時は、もう二人で拍手といった感じでした。 そうそう。 音楽楽しむ一番の醍醐味です。 演歌・・ププ(笑) なんてレベルじゃないんですよ~。 仕上がりの演奏は、好きなだけあってすごく聞かせてもらいましたし、ご自身のアレンジ。もう、誰にも真似できないくらい、素晴らしいものに仕上がりました。 きっと、自分のテーマソングでしょうね。 一緒にレッスンしていてとても私も楽しかったのですが、 「好きな曲、自分で努力した曲」 やっぱり素晴らしいです。 大人の方でも、どんどん貪欲に、スキルアップいいですね~。 どんどん上達されていきます。 私は子どもの上達も楽しいですが、大人になってあらためて何かを習いだし、貪欲に取り組み、しかも着実にレベルアップしている姿、尊敬します。 むしろ、うらやましいくらいに。 何かをはじめる年齢、まったく関係なさそうに感じています(^-^) 何年も前から私自身ひそかに意識していた、 バイオリンや歌、 来年こそは?? 私もやってみたいな~と、うらやましい気持ちでいっぱいになった生徒さんの話です(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エレクトーン] カテゴリの最新記事
|