♪音楽教室日記

くだらない話です。

音楽家をやっている人や講師仲間でも、「趣味、文句」？？
っていう人に出会うことあります。

私の中の音楽は、「なんでもあり」
が第一です。
元来、適当なのかな？？

なんでもあり、の中には、生徒に教えるのを適当にしていい。野放しで楽しいだけでいい。ということではなくて、指導するにあたっては、やっぱり、基本的な事、技術、いろんな音楽の事をしっかり伝授する事は絶対条件で、最終的には、「なんでもＯＫ」と感じています。

だって、教えてもらいにきているんですから、いくら音符が読めない有名なミュージシャンが世の中にはいても、レッスンするからには「基本事項」は外せません。

私の中では、基本事項のほかは、ピアノでも、エレクトーンでも、歌でも、ジャズもクラシックも流行りの曲も、な～んでもあり。
沢山ヒントを投げかけて、本人がいい音楽をみつけてくれたらいいと。

当時、バンドをやっていた時、演奏前のお茶タイムでは、結構バンドマン音楽談義に花が咲きます。

「やっぱり、チックコリアは最高だ」とか
「ジャズはいいね～」とか。
知らない音楽の話もきいたりして、またまたいい勉強させてもらっていました。
バンドの「仕事」では、「仕事」なので、自分の好きな曲が弾けるとは限りません。
当時は、演歌だったり、歌謡曲からムード歌謡まで、どんな仕事になるかはわかりません。
２０歳そこそこで、演歌やっぱり普段聞きませんから、全然知りません。
家では、参考のためにはりきって演歌を聴いてみたり♪（どんな２０歳？？）
結構聴いてみると、なんだか音楽つながっていて、なるほど～なるほど～～確かにこの部分いいな～。とか。
好んで聴かなくても、各ジャンルの味わいが少しわかったりして。。

たいていの人が「音楽好き」で結構陽気？？な人も多くて、歌謡曲なんて、ベースがボコボコいっててかっこいい～～～曲もあったり、ついつい見逃しそうな「曲」について、
「サビのドラムのフィルインなんてたまんないな～～」
とか、ムード歌謡であろうが、演歌であろうが、かっこいいところってあるんですよね～。
楽譜をがっちり弾く演奏ってすごく慎重に緊張してしまうけど、楽しくその場の雰囲気でいい、演奏できたら、もうそれは楽しいです♪
しかもバンド、アンサンブルですから、ウキウキ感が揃ったら、やっぱりこの上なく楽しい～です(*^_^*)

私はまだまだ若かったので、
なるほどなるほど～とすっかり聞き役でしたが。

そんな中、よく仕事で一緒になるドラマーの人がいました。
彼はまさしく「趣味文句」

「歌謡曲なんてもんは音楽じゃないんだよ。やっぱりジャズだね。やってらんないな。こんな曲は。アイドルが歌うなんてのは、お遊戯だろ」
みたいに、ど～んより。してしまいます。
「○○の演奏はいまいちだ」
とか、文句大好きで
やっぱりどんより・・・

演奏前のリクエストをチェックし、軽く打ち合わせして、ポイントのフィルインだったりのおおまかな話をして、演奏します。

バンドだと、ドラムとかベースとかががっちりしてくれたら、結構まとまるというか、かっこいいというか。
いろんなジャンルだからこそ、基本のリズムがばっちりしていると気持ちいい♪

残念ながら、彼との演奏は、
「ここであのボコボコいうフィルインがほしい！！」
と思っても、それは「マーチか！？？」みたいながっくりな事も度々。
とことん「ジャズ」にこだわってみるのも素敵。
でも、いろんな音楽のいいとこどり？？して、自分の実にしちゃうのも、いいかな？と。

あの音楽はだめだ、とか、あの先生の指導法はだめだとか、趣味文句の人ってけ結局うす～い気がします。

私も年齢重ねて、ついついそうなってしまわないように、謙虚に貪欲に初心忘れずにしたいな～と。

文句言えるほど、まだまだ、まだまだ音楽知らないです♪
きっと、やっぱり、ず～っと勉強ですね～～（＾－＾）

くだらない話でした・・。