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♪音楽教室日記

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2008年01月18日
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ところで、
電子楽器と、生ピアノは似てはいるものの、全然違うものです。

でも、「弾く」ための理屈はおんなじ。音符の読み方もおんなじ。楽典もおんなじ。
表現するための気持ちの入れ方もおんなじ。

違うのは、楽器の構成と、弾き方の違い。

よく子どもたちは
「ピアノは鍵盤が重いからつかれる」(エレクトーンの子)
「エレクトーンは鍵盤軽いから、すらすらひけそう」(ピアノの子)

私が思うのには、両方とも「×」です。

2つの楽器を結構一生懸命やってきた先生たちの話を合わせると、
逆に、というかひと口で子どもにわかりやすく言うなら、
「ピアノは力を抜いていく楽器、エレクトーンは力を入れていく楽器」

が、わかりやすい返答かなと感じています。

レッスンでも、よく注意する話の一つに
ピアノレッスンでは
「優しく、力抜いて」の言葉かけはよく、ききます。

エレクトーンレッスンでは
「力こめて、押しこむ、弾ききる!!」の言葉かけもききます。

すべてがこれではないですよ。もちろん。

エレクトーンは、「タッチトーン」という機能があって、鍵盤を押しこむ事で、音色が変化したりする機能が発達しています。
よりリアルにするために、管楽器音色なら、「ふ~~~っ」と吹ききる感覚を表現したり、ティンパ二ンロールなら、クレシェンドのイメージを出すために、鍵盤を押しこんで、表現したりもします。

ピアノは、鍵盤押しても、何にもならないです。
ついつい重いという感覚で、がつがつと叩きこんでしまう子も多く・・
指はしっかりしてほしいけど、ヘンに力を入れてほしくない。

やっぱり表現のためのテクニックは全く違うものです。
言葉で伝えるの、難しいですが・・(^-^)

でも、どちらも、気にしてほしい事があります。

音の入り方と、出かた。

最初に出す音。大切。
おもむろに「ポ~ン」ではなくて「気」にしてほしい。
「さあ、ドを優しく弾こうか」とか「がっつり弾こう」とか、開始音、意識してほしいです。

あと、フレーズ最後の音。
指を離す時、「パーン」と適当に離すのではなくて
「優しくふわ~んととろう」とか「ピッととるぞ」とか。

この二つを意識するだけでも、十分演奏にも気もちが入って、良くなりそうな気がします。

よく私が声掛けるのに
「弾いたら、責任もってとって!!」ということ多いです。
よく生徒には
「この最後の音は何を考えてとったの?」
ときくと、「いや・・」
記憶になし状態。

丁寧に弾こう、とか、歌うように弾こう、とかは、抽象的でなんだか子どもには難しかったり。

まずは、フレーズを理解しているなら、最初と最後の音に責任を持つ!!
これで、十分、メロディー意識して、丁寧に歌える演奏に近づけると思います♪

見事に、みんな
「弾きっぱなし」(?)の演奏多いんですよね・・

これは、電子楽器もピアノもおんなじ。

遊んだら片付ける。
脱いだらたたむ。
食べたら、下げる。

♪弾いたら責任もって終わらせる♪

いっしょにしつけもしてしまうというのはどうでしょうか??(^-^)♪
子どもにとっては、うっとうしいかな??








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Last updated  2008年01月18日 09時36分36秒
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