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カテゴリ:7-1・自分の事(レッスン・恩師)
私の昔話で恐縮ですが・・・
私が本格的に、音楽を将来やっていきたい。と考えて受験をしたい、練習をしなくては。と本格的に思ったのは高校生になってからです。 高校2年生あたりからは、寝ても覚めても弾いて弾いて、弾きまくっていましたが。 一夜漬け??の勢いでしたが、相当弾いていました。 実際私が現在仕事をしていて、一番上達した、身になったことは、音楽でお金をもらいだしてから。 若さのおかげで、怖さがない。 高校卒業するかしないかあたりで、ヤマハのピアノ、エレクトーン、指導5級を合格したと記憶しています。 そう、早いレベルではありません。 本格的に意識したのが高校生ですから、まあ、当然の進度だと思います。 若さのおかげで、うかつにも 「私は5級とったから、もうプロかも~♪」 あさはかです。 でも、その根拠のない自信で、精力的に、普通にバイトするんじゃなくて演奏でお金を稼ぎたい。と、決意してしまったんですね。 知識も実力もまだないよ。の状態なのに。 若い、世間を知らないのは、強みでもあるんですね。 いろんなプロダクションのオーディションを平気な顔で受け、当時、バブル期の影響もあったのだと思いますが、そんなこんなで仕事に結びついていったわけです。 仮に、仕事でうまく弾けなくても、なぜか根拠無く自信があったので落ち込みません。 でも、仕事となれば、演奏者は私なので、仕事にはいく。準備はする。その積み重ね。 相当な勉強になりました。 今思えば、恥ずかしい演奏レベルですが・・ 思い出したくもない(T_T) そんなレベル。 結構演奏しだしたあたりには、20歳くらいになっていましたから、2回生、3回生あたりの年齢。学校の授業も大切。しかし仕事も大切・・ 忙しかったですね~。 そろそろ、就職をと考えましたが、のんびり就職活動なんてできなくて、仕事でも知っていたいジャズ理論だったり、披露宴や式もやっていたので、賛美歌もクラシックも。もうめまぐるしく・・・もちろん演歌も!? 18歳あたりからの勉強と経験が、今の私には一番身になっている。 子ども時代といえば・・・・ 中学生の頃は友だちと遊びたくて、 「ピアノいってきま~す」 といいつつ、友達と遊んでしまった事もあり・・・ こっそり帰宅しても、先生から連絡があり、しっかり怒られ・・ そんな状況だから、練習したのかな??の記憶ばかり。 遊びたいのもあって、 「もうピアノやめようかな」 と親に打ち明けても、 「今月はお月謝払ったから行ってきなさい」 そんなくりかえし。 でも、思い出すと、好きな曲はよく弾いていました。 合唱祭の伴奏だったり、要所要所はノリノリ?で練習していました。 ソナチネとかも、勝手に 「上手いバージョン」とか「強弱付けないバージョン」とか、勝手に気に入った曲はバージョン考えたり。エレクトーンでソナチネ弾いて、リズム付きバージョン。とか。 なにやってるんだよ~~ そんな感じでした。 気に入らない曲は、多分仕上がらなかったんじゃないかな?? そんな事ばかり。 もっと過去にさかのぼると、小学生時代。 家で練習するのはやっぱり好きな曲ばかり。 子どもだったので、レッスンは休みませんでしたが、のびのび、楽しかったな~。 練習曲以外に好きな曲を弾いていいレッスンだったので、 よく先生に 「松田聖子の曲ひきたい」「マッチの曲弾きたい」(古くてすみません) とせがんでいました。 先生はこころよく楽譜を準備してくださって、それが楽しくて、レッスンが続けられたのかも。 なんの意識もなく通っていましたから。 ハノンやっても、なんとなく○をもらい、ブルグミュラーもまた同じく・・。 よいお話やきちんとした練習もしていたはずだと思うのですが、印象的なのはそんな事ばかり。 親からみても、先生から見ても、優等生ではない。 過去、子ども時代の先生に 「あなたは、自由に弾く事がとっても上手なのね~」 (褒め言葉がなっかったのですね。今思えば・・。私も現在講師なので、先生の苦心の褒め言葉わかります(T_T)) その言葉を信じ、さらに根拠無く自信を深めた思い出もありです(T_T) だから、生徒を持ってみて、私の反省も込めて、この曲はやっておかないといけない。この曲はこれをしっかり弾くと次につながる・・ と やらなかった経験も含めて、深く深く思う事もあるのです。 そして、好きな曲の大切さや、自信をつけること、ちょっとした言葉かけの大切さもしみじみわかります。 練習したくない時も、やる気のない時も、私が経験してきたことなので、気持もわかります。 回避するための方法も、子ども時代を思い出すと出てくることもあります。 もしも私が、レッスンに対して優等生だったら、練習しない子、偏った演奏する子、の気持ちがわからなかったかもしれない。 私の場合は、なんだかすご~い遠回りをして、今は指導をメインに仕事にする事になった気がしますが、それもまたありだった。 と、いろんな生徒をもってそう思います。 きちんと練習をする子はとても、素晴らしいです。 しっかり着実に実になっていくんですから。 はじめて習った時の先生と 「生徒の練習が・・」 なんて生意気に語り合ったとき 「あなたもそうだったじゃな~い。先生になるなんて思わなかったわよ~。好きな曲はよく弾いて感心したけど、まさか先生になるとはね~~~」 と、不思議がられました。 どこで、どう、音楽と密になるか、関わっていくか、大切な存在になっていくか、やっぱり継続していって見えてくるもの。 経験済みです。 今は仕事になってしまいましたが、仕事にしていなくても、継続した事は私にとって大切なことだったと、しみじみ思います。 これって、私ひとりではできなかった。 先生や、両親にも感謝しなくてはいけない。 そう思います(^-^)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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