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カテゴリ:13-3・音楽(曲・ジャンル)
楽譜について、何人かの講師で研究会をすることになりました。
みんな各自工夫しながら、レッスンをしています。 生徒指導をするのに、やはり、得意な分野、苦手な分野、はたしてこの指導はいいのか??など、結構みんな熱心に考えている先生たちでした。 考えだすと、きりがないですが・・ たとえば、 ぺダリング、フレージングについて、解釈それぞれ違う。 過去自分が習ってきたことも、やっぱり各先生で異なる。 楽譜も輸入盤だったり、日本版であっても、音符は同じでも、指番号やらフレーズやら・・違う。 CDを聴いても、演奏者によって、指揮者によって違う。 当然のことなんですが、考えるときりがないんです。 どこをチョイスしたらベストか。 私の解釈は少数派?多数派?? と、気になる先生は気にします。 といっても、みんな、一般的な生徒を教えている先生ですから、そこまで激論になる必要性はそう、ないのですが、結構楽しい研究会でした。 バッハインべーションは特に、トリルやフレーズの解釈は多岐にわたっていて、みんなすっかり、子どもの時はこう習ったとか、学生時代の先生はこうだった。 とか すっかり、思い出話になっていきましたが・・ ある先生が 「作曲者の楽譜が出版された時点で、もう作曲者の手元をはなれてるんだから、もう自由に解釈していいんじゃないかな」 が、最終結論なのも、お粗末でしたが? 色んな解釈の話を聞くのは、なかなかおもしろい経験でした。 そんな研究会で、テキストについて話しました。 みんな先生様々で、おもしろい。 ピアノ個人の場合、基本の最初の導入テキストも 「真ん中のド」からはじめるものがいい。とか 「高いド」から、 「ヘ音記号のドも同時」 「挿絵のカラフルさから」 「冊子の薄さを意識する」 などなど・・・ いろんな考えがありました。 数日前もかきましたが、やっぱり 「バイエル」使用の先生は今回の研究会ではいなかったようです。 そんな中、中級になった時のテキスト選びに皆さん苦労していました。 ブルグミュラー後半~ソナチネあたりレベル、 もしくは 年齢で言うと、中学生あたりから。 たいていの先生は ♪指のテクニック系 ♪基本のブルグミュラーやソナチネアルバムの王道もの ♪有名な曲集 の3本柱でレッスンされている先生が多かったです。 有名な=自由曲 ととらえていて、ここが微妙に悩む・・と。 みんなどんなのをやっているか?という話になりました。 中には、ひとつづつ丁寧に仕上げたいから、曲1曲のみ。 という先生もいました。 有名な、 も、 こだわればショパンワルツをやらせたければ1曲でなく「ワルツ集」を買わせたいし、 いろんな作曲者をやらせたいしとか・・ もう、みなさん、こだわりの塊の先生ばかりなので、考えれば考えるほど選択も難しい。と。 年齢的にも時間がない子も多く、どの先生も楽譜の選択は「これ!」というものになかなかめぐりあえない。と。 有名すぎず、メロディックで、仕上がりもきれいで、わりと弾きやすい。しかし、弾きごたえは外せない、発表会でも引けを取らない曲・・ そんな曲・・・・ 私が弾きたい(*^_^*)♪ でも、研究会なので、はなしました。 みなさん、いろいろ「ネタ?」はあるようで、さまざまな曲案がでていました。 その話の流れで、 なぜか、意外に?使っていない本、見落としてしまう本、として メンデルスゾーンの無言歌集の話が出ました。 次回は、各自メンデルスゾーンの無言歌集について、あらためてまた次回・・ という事になりました。 全曲、確かに・・・知らないなあ・・・。 楽譜とCD、あらためてチェックするのもワクワクです♪ たまには??? しっかり勉強しなくては。。。 と、楽しくなるか、めんどくさくなるか・・みなさんの意見を楽しみにしようかな? と、やや他力本願気分もありですが(^-^) 普段レッスンは孤独に、生徒VS先生。 たまには、他の先生の話をきいたりして、勉強するのも必要ですね♪ 気になる事は、結局、にたりよったりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月01日 09時18分06秒
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