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カテゴリ:13-1・音楽(作曲者)
フランス(1866~1925)の近代音楽の作曲家です。
私が初めて 「サティー」を知ったのは、高校生の時。 普通に、よく流れていて、 「ああ、きれいな曲だな~♪」 なんて思っていました。 今は、当然のようにサティーの楽譜も本も曲も有名ですが、ちょうど、80年代あたりに、日本に楽譜がでまわってきたという事で、ちょうどそのころ、私も耳にしたんだと思います。 著作権もちょうど切れるあたり、そのころにば~っと広まってきたんですね。 誰でも知っている 「ジムノぺディー」 私も、それを聞いたのが、サティーを知るきっかけでした。 3拍子の、(ウン)♯ファラ ソ♯ファ♯ド シ♯ドレ ラ~~ の、曲です。 うっとりするくらい、やわらかで、ゆったりしていて、私が好きなタイプの和音の響き。北欧系、フランス系。っていう感じで・・ 当然、すぐに楽譜を買いに行きました。 弾きやすそう~~~♪♪ に見えました。(見た目、って大事ですね(*^_^*)) 高校生だった私は、すっかり、ピアニストの気分になれるその曲を得意にうっとり弾いていました。 それから・・ ある日、調べてみることにしました。 グノシエンヌ、も有名で、当時「世にも奇妙な物語」の中にも挿入歌としてはいっていたり。 そういう系統でした。 音楽療法系の心理学の本でも、サティーの話もでていました。 サティーはすごく変わった人?らしく、私が初めて聞いたジムノぺディーの印象は吹っ飛んでしまうほど、 ♪犬のためのぶよぶよした前奏曲 ♪なまこの乾燥胎児 ・・・ とかのタイトルを見つけては、なんともいえない想像外のタイトルでびっくりした事を覚えています。 生涯をみると、、 なんだかひと癖ありそうな、生涯のようでした。 サティーの楽譜は小節線がないものが多く、たいていが、 「なんだこりゃ??どう読もう・・」 の印象を受けます。 「違う方向の音楽」「正統派ではない音楽」 をもとめていたらしい話がたくさんでています。 最後は酒場に入り浸りで肝臓壊したとか、軍隊生活を抜け出したくて裸で外を走り回ったとか、いろんな思想主義に翻弄されていたとか・・・・ 同じフランス作曲家のドビュッシーがライバルだったとのち話していたり、当時はマイノリティーの音楽家だったのが、死後、メキメキと研究されてきた音楽家のようです。 ほんとに、音楽家は、たいてい何かひと癖ある。 そのひと癖が大成しているきっかけになったり。 作曲者の人生の歴史、物語のような話がたくさん。 やっぱり芸術家は、不思議な人が多いです♪ 生徒でも、不思議な子こそ、いい音楽、これからやってくれるかも!? と夢と期待を持つのも、いいですね~(^-^) 今、生徒に「サティ」知っているかと聞くと、やっぱり「スーパー」?のイメージが強いようで・・・ ちょっとがっくりですが・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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