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カテゴリ:13-3・音楽(曲・ジャンル)
私のレッスンでは、「連弾」結構重要な位置を占めています。
今まで、ピアノ、エレクトーンと、アンサンブルのレッスンをしていて、ピアノ個人の子に欠けているもの、「人と合わせること」が、微妙・・と感じていたからです。 もちろん、みんながみんなではなくて、ワンマンタイプが、わりと多いな。という程度なんですが。 ピアノ個人だけになると、やはり、ソロ曲がメインになります。 まあ、当然です。 一定のテンポで、の練習の一つにメトロノームをカチカチ・・ よくあるレッスン風景です。 たまには連弾でも 相手は、先生。 先生だから、結局生徒に、合わせます。 ~~~~~~~~~~~~ 音楽をしていて、ピアノをしていて、すご~く多い状況の一つとして、 「伴奏」・・・これは、誰かに合わせるということ。 「アンサンブル」・・・吹奏楽や、バンドや・・音楽の重要な一つのアンサンブルです。 音楽は一人で楽しむ事も出来るけど、どんどん上達すれば、ソロの演奏も、「人」に聞かせるために、ソロといえども、「対人」があります。 結局、「相手を意識」すること、は、自分のソロの演奏をする事にとっても重要だと考えています。 だから、生徒同士の連弾はやらせたい。でも、難しい!! 何が起こるかわからない。 もしも相手が私なら、何があっても、合わせてあげられます。 しかし、生徒同士は、やっぱり難しい♪ すごく経験させてあげたい事の一つです。 できたら、発表会などの緊張する、真剣?にとりくむ舞台で。 でも、みんな、一度きちんとした連弾の体験をするとわかるけど、 なぜか連弾の位置を、 「2人で弾くなら簡単」 と、とらえる場合も多いです。 実際は、連弾こそ難しいんですが・・。 連弾の難しさは、 ♪はじめの出だし。合図を出すわけではないので、「呼吸」ではいる。こっそり、「せ~の」は、ありですが(^-^)出だしを同時に音を出す・・難しい。 フレーズの取り方、スタッカートの長さ、すべてに曖昧でなく、きっちり合わせていくのです。 ソロなら、まあ、適当にしても弾くのは一人だからなんとかなりますがで、(よくないですが)連弾ならそういうわけにはいかない。 こんなに緊張感と相手の演奏を聴きつつ、自分の演奏をする。 それがうまくいった時、楽しさも倍になるくらい、連弾のよさもあり、 やっぱり、「簡単」になっているわけではないですから、ゴージャス感?も漂い、いい、経験になるはずです。 これも、生徒の性格が出て、おもしろい。 ♪いつも強気で、自信満々の子は、相手がとまったり間違ったりしても、そのまま、無視してつっぱしる。結構むっとしたり ♪優しいタイプの子は、相手が間違えると、一緒にとまってしまう ♪相手の演奏をよく気にしすぎる子は、テンポはどんどん遅くなったり 演奏だけでなく、精神面でも鍛えられそうな生徒同士の連弾。 普段以上に、音の長さ、フレーズ、気をつけなくては、なりません。 気をつけなくては、バラッバラで、ぐちゃぐちゃになります。 ソロの時よりも、みんな、 難しい音を練習する事よりも、音楽的な練習が、ぐっと上手になれるのも、連弾の良さ。 しかし・・・ 発表会でやらせるのも、実際保護者の方にも理解を得ないと難しいです。現実は。 できることなら、 ソロと、連弾、両方やらせてあげたい。 しかし、発表会といえば、実際本人なりにきわめた練習をさせたいので、本来は気合い曲2曲、なかなか現実的に難しい事も、難しい子もいます。 どちらかの練習量が少なくなることもあります。 今回は発表会連弾ね。 と言った場合、保護者の方が連弾のよさを理解してくれていたらよいですが、なかなか、難しい現実もあるので、保護者の方は 1年、2年に一度だから、 連弾の、左右で写真がとりずらい。と感じたり、 やっぱり「一人」で弾く姿を見たい。 その部分、よ~~~くわかりますので、なかなか、実現できない事も多い。 普段のレッスンで、気合い日を作ってやらせる事もありますが、 やっぱり、生徒の意識が違う。 コンクールと、発表会など、演奏する機会を増やす事も出来るけど、 やっぱり、なかなか難しい場合も多く・・ 最近は、 「1回は連弾で発表会でることがあるよ」 と、習いはじめのころから伝えて、普段の発表会では、連弾の演奏がかっこいい事を意識させるように、連弾のよさを、発表会の目玉?のように感じさせるように、連弾こそ、こちらも慎重です♪ ここのところ、 「レ・フレール」のように、かっこいいい兄弟連弾のグループがいたり、結局理屈を並べても、 「かっこいい~~」「わたしもああなりたい」 テレビを通してみたり、発表会の大きい子の演奏みたり、いろ~んなパターンを見たり聞いたりの刺激が一番なのは、その通りです。 それなりに弾けるようになってきたとき、連弾もなかなか、いい経験です(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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