♪音楽教室日記

ピアノの有名な、子どもが弾きたがる曲は、私の子ども時代と変わらず
　
　♪乙女の祈り
　♪トルコ行進曲（モーツアルト）
　♪花の歌
・・・・・・

などの、すご～～い王道曲があります。
正直、教える側は、もう、もういいよ・・・・
くらいの聞き飽きさもありますが、子どもにしたら、弾きたい気持ちわかりますので、何かの折に、弾かせる事も、弾きたいという希望をかなえる事もあります。

しかし、

とりあえず、この３曲、オクターヴ奏なんですよね。（ド～ドなどを一緒に弾く）

４，５年生くらいでは、届く子もいますが、
完全に手の小さい子は、がんばって広げよう！のレベルではなくて、必然的に届かない。

そういう時の、発表会などは、下のドだけ、とかに省略して弾くことになります。

そういう状況は、普通に見かける事なので、特に気になることはないのですが、
現在すでに中学３年生の子が、やっぱりすご～く小さい手で、どう頑張っても届くわけがない状態の子です。

その子も、同じように、ダイナミックなオクターヴ奏をしたくて、仕方ない子です。
しかし・・
届かない。
わりと小回り系のものを与えても、本人は、有名な曲をやりたい。
オクターヴ奏でなくても、手が小さいので、和音をおさえるのも、限界があるくらい小さい小さい手です。

今までの経験で、子どもの時は小さくても、中学生になる頃には手もしっかり成長して、オクターヴ奏は、テクニックの問題へと成長していたのですが、彼女は、テクニックの問題ではなくて、小さい。
年齢的な知識もあって、それなりの演奏力もあって、しかし弾きたい曲が、結局限られていっている。

小学２年生くらいのこと同じくらいの小ささくらい。

この経験は私にとって初めてです。

今から小さい手のためのかっこいい曲を本格的に探さなくては・・
新しい課題ができました。
これから、もっと成長するかもしれないですが・・
ここの部分は私も初めてで、考えこんでいます。

～～～～～～～～
私が小学生か、中学生くらいの時、近所のお姉さんが、音大のピアノ科にいっている。
とききました。
ある日、お姉さんに
「乙女の祈りとか、上手なんですか？？」
と、何の気なしに質問しました。
そうしたら
「私は手が小さいから、そういう曲は弾けないのよ」
「ふ～ん」

で、終わってしまいましたが・・・
実際どういうピアノを弾いていたのか、もっと沢山聞いておけば良かった。

その後、そのお姉さんとのお付き合いもなく、手の小さいという友人もいなく、本格的に「手」の小さい、（子ども用ではなく）曲について、忘れてしまうくらい研究する機会、気にする機会がまったくありませんでした。

調べてみて、よいものがでてくるのか・・
本腰あげ中です（＾－＾）

いろんな子が、わんさか、でてきます。
まだまだ、知らない事が沢山だな～・・・。