♪音楽教室日記

私の、音楽外で知り合いになったとても「裕福」な友人がいました。

１５年以上前のむかし話。まだぎりぎり学生感覚？の頃です(*^_^*)

「ピアノ買ったから見に来る？？」（友人の実家）
という、友人たち数人で（音楽外の友人たち）
「へ～。弾かないのに買ったんだ～。行く行く～」

その友人が購入したのは、とても由緒正しいスタンウェイ。
１０００万近いんだ。と自慢していました。

遊びに行って、当然
「弾いて」って言われると思って、何となくあれ弾こう、これ弾こう、
と、勝手にシュミレーションしてたんです。
音楽していたのは私だけだったので。

すごく素敵でした♪
まずピカピカしていて、輝いていて、大きいリビングにバ～ンと置いてあって。
Ｓｔｅｉｎｗｅｙの文字が光っていました。
何が素敵かというと、
見た目が素敵。。。
という事しかわからなかった。

なぜかというと・・・・・

「これは高いから、まだ誰も触れないんだ～」
「・・・・・」

本当に、見ただけでした(*^_^*)
そのピアノの「うんちく」は結構あって、
「やっぱりピアノはスタンウェイだよね・・。このピアノはさ～・・・・」
「・・・・・」

見学だけして、あとは普通におしゃべりして帰ってきました(T_T)

弾かないならピアノじゃないじゃん！！
と、結構その友人とは友人関係が続かなかったな～。

私が印象に残っているピアノで、過去、お店で私はよくピアノを弾いていました。
あるお店のピアノは、ずっと店に置きっぱなしのピアノだったらしく、
何年ぶりだかに改装して、ピアノも倉庫から出してきたようなピアノ。

ほこりもかぶっていて。

これは、白いピアノですか？（ほんとは黒）状態。

そのピアノは、完全にガタガタで、ホンキートンクピアノ状態。
でも、なんかラグタイム（エンターテイナーとかの曲）とかひいたら、マッチしそうな♪

その時はうかつにも
「うわ～このピアノガタガタ(-_-)」
よりも
「このピアノガタガタ(^o^)／♪」
って、なぜかウキウキした思い出もあります。

でてこれて良かったね～。まだ、「ピアノ」じゃん。みたいな感じで。

とっても対照的な思い出。
完全にひとりごとです。なんか突然思い出しました。

あの友人の「高級スタンウェイ」はどうなっているのかな？？