|
カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
以前も書きましたが、
「子ども」の成長は、様々です。 特に、幼児~1,2年生は、成長はバラバラです。 発達にもしかしたら心配があるなしに関わらず。 3年生あたりにもなれば、「会話」も十分大人と同じように通じてくるし、しっかりもしてきます。 だから、新講師時代、3年生以上のレッスンがいいな~。 と、なんとなく感じていました。 私は、特別「子ども好き」とう事は意識もありませんでした。 3年生以上だと、やはり、大人と同じように会話も通じたり、それなりにぐっと伸びる時期もあったり、その年齢がきっとやりやすかったのだと思います。 結局、慣れていったり、実際自分の子どもが生まれたりで、小さい子の対応も日に日に楽しくなっていきました。 以前、楽器店の受付の人への保護者からのクレームを書きましたが、実際対応する事に馴れていくと、わかってくる事はあるんだと思います。 机上の話ではなく。 結局、小さい子のレッスンが多くなって、同年代の子の成長の様子もわかったり、気になる子がいたりして、小さい子のために工夫できる事を調べたり、気になる子のために、発達の事を調べたり、リトミックだったり、音楽療法だったりと発展していきました。 最終的に・・ 小さい子のレッスンは、 「その子の目線」になればいい。 が、結論です(^-^)♪ 「その子の目線」 になって、気づかってあげればいい。 ♪ある教室を、私の都合で退任しなくてはならなくなりました。後任の先生は、私より年齢は上で、相当演奏力もあり、いわゆるベテランでレベルの高い先生でした。 むしろ、私の生徒達にはラッキーな感じ?で、安心してお任せしました。 積極的にバリバリやられているような先生です。 10人ほどの生徒で、半分が幼児低学年、もう半分が中学生以上の大人。 小さい子のお母さん方は初めて担当講師が変わる経験で、ドキドキです。 「小さい子は、さみしいくらい、次の先生に順応してくれますし、後任の先生はとてもベテランで上手な子も沢山指導されている先生ですから、むしろ、ラッキーですよ??」 なんて言って、安心していただき退任しました。 しかし・・・ 2,3か月経ってから・・ 見事に幼児低学年4人のお母さまから電話がありました。 みなさん、お友達同士ではない。しかもクレーマータイプでもない。 どちらかといえば、穏やかなお母様たちばかり。 ・・・・・・・・・・ ♪「まだ幼児なのに、その音は倍伸ばして!など、言葉が本人全然わからなくて」 ♪「ワークの宿題を沢山だされ、しかも説明してくださらないから、本人全然わからなくて。」 ♪「ワーク宿題をだしても、次の週にみてくださらない」 ♪「しっかりやったと見せたら、こんなにできたの?お母さんにやってもらったんじゃない?あなたにできると思わなかったわ」 ♪「曲の説明の時に、楽譜を手で隠れてる事に先生気づかず説明されたり、本人見えなくて・・」 もう、最後の話は、完全に先生に不信感を持たれてるから、ハシの上げ下ろしもいや!!状態ですね・・ その地域に私は指導に行っていないので、お母様方も、結局、受付の方に言って先生を変えてもらえるか、ただ今の先生に失礼になっては。次にまた先生を変えておんなじような先生だと・・ そんなご相談でした。 皆さん、クレーマータイプではないですから、最後に 「大きいお子さんには、とてもよい先生だと思うのですが、うちはまだ・・」 のように、「悪口」のような言い方はされないように言葉を選びながらの、必死感?も伝わってきます。 まだ小さいから、子どもは先生を「あたえられる」状況。 まだ小さい初期の段階だからこそ、お母さんもやっぱり気になる部分。 でも、その先生の様子を考えれば 「覚える部分は家でやって、レッスンでは弾く事に専念しよう」 「ワークの○つけする時間よりも、曲に今日は集中してレッスンした」 言葉づかい、手が陰になる・・・ この部分は、まあ、気づかいですね。 幼児にも、同じように言葉かけしていてはわからない事もあるけど、この部分は先生も、本人が 「うん」とか「わかった」なんて言ったら、見逃すこともありますね。 ただ、そのクレームは、お母さんそんなところまで見てるんだ~~!! と実感しました。 幼児の場合、先生に対してドキドキして何にも自分から発言できない子もいる。 お母様も、ご自身が音楽を専門にされてなければ、どこまで口をはさんでいいかわからないこともあり。 またまたコミュニケーションの大切さも実感です。 その後・・ みなさん、受付の方にも相談し、やはり先生を替えられたという話。 後味のわるい退任になってしまいましたが・・。 どの先生がいいとか悪いとかは、ひとそれぞれ。 先生も好きなジャンルも様々、得意な教え方も様々。 相性もきっとあると思う。 でも、その子達、先生が変わった事で「やめる」という状況にならなくてよかった。 どうしても・・という最終手段、先生をかえるという事もありだと、 思いました。 小さい子の場合、 過保護にならない程度に 音楽、レッスンを楽しめる環境。先生を好きになる環境。 演奏上達する前に、大切な要素かもしれないと思った出来事でした(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[2-4・レッスン(様々なタイプ)] カテゴリの最新記事
|