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カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
「もう少ししたらピアノ習わせたいんだけど、まだすぐにとは考えていないから、家で習うまで出来る事ってあるかな??」
このような質問、結構私の友人や息子関連の友人ママから質問されること、実に多いです。 小学生になったら、と考えているお家も多かったり。 実際は一言で伝えられません。 中には、お母んがピアノ経験が過去、結構弾いていて、 「何から教えたらいいか」「はじめに何を教えたらいいか」 と、具体的に聞かれる場合もあります。 一言では簡単に説明できないので、気楽に答えるのは難しいです。 幼稚園のお迎えの立ち話じゃ、説明できないもので・・。 話は変わって、私はボランティアとして、息子の園の演奏などにはずいぶん参加していました。 それがきっかけで、ずいぶんあまりよく知らないママからも質問された思い出があります。 参加ができたのも、 「自分の友人や、息子の友人関係は教えない」 と決めていたからです。 やっぱり、指導するのは結構シビアな部分もあったり、やっぱり余計な家庭環境をお互い踏み込んで知らない方が、私はやりやすいです。 お互いフレンドリーでも緊張感はやっぱり持っていたい。 その部分、「知り合い」って難しい気がしています。 と 話はそれましたが・・・ ・・・ 今までの例として書きたいと思います。 よく考えられている、よくあるパターンは、特に女児。 成長も早くて、かしこいおませさん。 たいていの家では、ピアノがなくても、 おもちゃのピアノ(キーボード)や、 楽譜と小さなキーボード(ボタンの?)が付いている絵本。 かならずおじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントされて、幼稚園では先生がピアノを弾いたり、ピアニカ導入の幼稚園も多かったりで、親しめる環境多いです。 うっかり?私も息子のために買ってしまった 「光るキーボード」 も、2万円くらいで購入できますから、女の子の家には結構、鍵盤ものが何かしらある事が多いです。 見よう見まねで、ドレミの歌や、どんぐりころころとかを、なんとなく弾けちゃう。 1本指で弾いたり、工夫したり。楽しいですね~♪ そういうのが、音楽を習わせるきっかけだったりもします。 ~~~~~~~~~~~ ♪お勧めとしては・・ おもちゃはおもちゃとして、ピアニカはピアニカとして、 しっかりレッスンするまでは「お勉強」としてする事は、「しない方が」よいかな? と思います。 鍵盤付きの絵本なら、その絵本をどんどん楽しんだり、知っている曲を見よう見まねで弾いてみたり、「あそぶ」のが大切だと思います。 遊びの中には、たとえば無料でやっている児童館のリトミックに参加したり、格安の未就学児可のコンサートにいったり、音楽ビデオをみたり、教育テレビの音楽コーナーをみたり・・そういう家庭でできる経験が私は一番良いと思います。 これって、目に見える事ではないので、この話を友人に言うと 「そんなもったいぶんないで教えて~~」 なんて言われがちなのですが・・ もしも、習うつもりがあって、習おう、とした時に、工夫して家庭で教えた事が、むしろ足かせになる場合もあるからです。 音符の読み方、弾き方など・・基本はやっぱり大切だったりもします。 ドレミの音符を教える前に、リズムからはいっていく場合もある。 指の形をはじめから意識させるレッスン法もあり、先生によって指導は様々だけれども、とっかかりは、その後の成長に大切です。 もしも家で、何かを教えたいならば、きちんと楽譜を購入するよりも、お母さんも一緒に遊ぶ感覚で弾き遊ぶ方が、ずっといい気がします。 そして、たくさんの童謡を自己流で弾いていても、それは「おかあさんの指導」からきたものではなく「お母さんとあそんだ」結果なら、きっとよい蓄積になると思います。 以前、バイエル教本を、お母様が過去習われていたという事で、バイエルをかなりやって小学2年生から、本格的に習いにこられたお子さんがいました。 お母様は、 「そろそろ教え方がわからなくなってきて・・この続きでも他の本でもいいです」 と言っておられたのですが・・ 指導者から見ると、上手く説明できませんが、結構大変なことになっていて・・ 音符は読めますが、指の形、テンポの取り方、などなどアンバランスに固まってしまっていて、どこからなおそうか・・ の状態でした。 お母様はそこまで、教えてこられた。 だから家でも、今までの流れで指導されてしまう。 「先生とお母さんの言う事が違う!!」 と子どもは逆ギレ・・・ 悪循環の苦い・・思い出もあります。 たとえば 極端な話・・ 指づかいの練習も、本には「3」とかいてある。 でも、この子には「2」からはじめる方がいい。という場合もある。 それでスムースに指を回す事を先決にしようとか、 「つよく」とかいてあっても この子には、乱暴に弾くタイプだから「よわく」でやらせよう。 とか、教本、同じ曲でも、長い目で見て考えて教える事もありです。 ~習うまでに家でできること~ 一緒に遊んで楽しむのが、やっぱり、一番の上達の近道。と思います(^-^) まだ個人レッスンが早いかな?? と思われるなら、私は以前も書きましたが。リトミックはとてもお勧めです。 体で取るリズム感。集団で受けるレッスンは、音楽に関わる第一歩としてはよい環境だと思います。 音楽には断然に必要。必須です♪ 目に見える事よりも、ピアノの上達はそういう「音楽の楽しみ」を覚えたり、体で体感できる事が、実に大切か・・ なかなかママ達には理解してもらえない話ですが。 私は、結局そういう結論になって、今にいたっています(^-^) 楽しみ方を知らない、まだまだ赤ちゃん?で個人レッスンよりも、満を持して、小学生になってから習い始めた子に、差はそうそうないように思います。 この部分は、ご家庭の考え方が大きいですが・・。 家でしかできない楽しみ方こそ、すごく、大切だな~と、しみじみ実感しています♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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