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カテゴリ:13-7・音楽(音・本・その他)
普段から、本をはりきって読むというほどではありません。
なんとなく思い立って、本でも買おう! とスイッチがはいると、一気に何冊も買ってしまいます。 たいていは、頭を使いたくないから??小説ではなくて、エッセイだったり、掃除術とか風水とかアロマの本とか・・ついでに若返るマッサージ術とか・・(*^_^*) すご~く一般的に、お楽しみ本を買います(^-^) でも、やっぱり、本屋さんを回ると気になるのが・・ 有名音楽家の書いた本、音楽に関わる本は、結局・・ どうしても気になってしまいます。 本はいいですね~。 知り合いではないのに、その有名音楽家の方達の普段の生活や練習の思い出や、そしてヒントももらえたり。尊敬したり、感心しきりだったり。 ただそういう本を読むときは仕事モードに頭が切り替わってしまうので 寝る前は やめておきます。 レッスンに行く前の電車の中に限って読むようにしています。 結構思い出すと、相当数読みました。 その手の本は、捨てないでとってあるので、かなり大量に我が家の場所を占拠しています。 再び読むと、別の再発見が楽しめたり。 たいてい、読んでいて楽しいけど、 音楽に対する感覚がもう、別世界。 とうてい、「素人」の私の入る余地なし! みたいな本も多いです。 その中で、練習の仕方みたいな事もかいてあっても、 「それは理想論だよ~。現実はそんな子ばかりがいたら皆簡単にだれでも有名音楽家だよな~。」 みたいな感じで・・ しかも、保護者の方もこの手の本読まれたりしますが、たった1冊2冊よんだだけでは、たとえば、理想論的な本ばかりをたまたまチョイスされていたら・・ 私にとっては恐怖です(T_T) たまたまその本の人は、毎日子どもの時から、例えばかかさず、2時間は練習をしてピアニストになったかもしれないけど、それはその人の歴史。 そのまま、子どもにやらせようと思っても、良くない場合もあります。 むしろ音楽嫌いの逆効果になったり・・。 どういう環境で音楽が好きになったかよりも 「毎日○時間練習した」 に脚光を浴びせて、納得されてしまう事もありで・・。 私の場合は 結局、なるほど~の「読み物」として、楽しんでいます。 そして「いいとこどり」したり。 今までよんだ、練習や、レッスンのいわゆる「ハウトゥー本」も含めて、 これはいい♪ と思ったうちの1冊が お亡くなりになってしまったばかりの、 「岩城宏之」氏(指揮者であり打楽器奏者) の書いた ♪「岩城音楽教室」美を味わえる子どもに育てる(光文社571円)♪ たいていの有名な音楽家の書かれた本は、 親近感に欠けるというか(私の経験がまずいのか・・) 身近に感じる事が出来ない事も多かったのに、それがまた楽しいんですが(*^_^*) 私にとっては、この本、 一気読みしたくらい。しかも、やっぱり音楽いいよな~。とうっとりもできたり。 こういう風に、生徒たちに伝授していきたい。 とか、妄想?が広がりました。 私の教え方も、間違ってないじゃん!! と、勇気??もでたり。 その中には、 お人柄もたっぷり盛り込まれていて、堅苦しい音楽話だけではなくて。 ご自身で発見した音楽の楽しみ方や、作曲法を勉強してからの作曲は間違えだ、とか、暴れん坊こそ音楽家だとか、音楽を恋愛にたとえたり、外交官にたとえたり・・。 さらに、ご自身の経験のオーケストラの話やホールの話もでていて、 私はこの本、 音楽関連の話で、一番大切♪といってもいいくらい、まるまる1冊素敵な内容でした♪ 講師にも、子どもを習わせているママにも、きっと楽しく読めるんじゃないかな~。 しかも、参考になっちゃったりします。 たいてい、優等生の話や天才肌の話ばかりが多い音楽家の本。 この本、 どちらかと言えば、ちょっと外れても(?)それがいい! といってくれているような本で(違うのかな??) 勇気も出ます(^-^) 本を読んで、あらためて、 その、「岩城氏」の演奏会を、そろそろがっちりあさって?本格的に観たいな~と新しい気持ち?で是非!と 思っていた矢先に・・ 訃報がテレビで流れて、とても残念な気持ちになった思い出もありです。 自分の行動力のなさにがっかりしましたが・・ でも、 よかったです。 この本。 思い出したので、また再度読んでみようと思います♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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