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カテゴリ:9・講師
新講師時代の研修で、印象的な事があります。
はじめての研修でした。 まわりをみても、みな20代。若々しい♪ でも、20代、新講師、熱い人も多かった。 それは、すご~くいいことです♪ 若さあふれるパワーは、やっぱり素敵な時代♪♪ もちろん私も♪ 熱いです(*^_^*)・・今も!!?冷静ながらも、熱いつもりですが・・?? ところで・・ 演奏家や作曲家には、天才的な人沢山います。 ♪盲目であるのに演奏ができる ♪おんぷはからっきし読めないのに演奏が素敵 ♪ベートーベンは耳が不自由になったのに偉大な作曲家である ♪よく、いわれている、「サヴァン症候群」という、発達障害の人は右脳が著しく 発達して一度聞いた演奏をすぐさま再現できる(モーツアルトがそうではなかったかと いわれていますが・・??) そういう、特別な才能をもっておられる方。 何かのハンディーを持ちながら、特別な才能に恵まれる。 それは、欲しいと思っても、与えられる才能ではなくて、その人個人の素敵な持っているもので・・ 一握りの「天才」と言われる人たち。 その話になると長~くなりそうなのでおいといて・・ その、 新講師研修で、ある新講師が意見をいいました。 新講師 「子どもに音楽教えるのに、音符とか決まり事は必要ないと思います!!」 (おお・・大胆・・) 研修指導員 「子どもに音符を教える必要がないと??」 新講師 「はい。音符なんかよめても、ただの決まりごとなんではないかと思います。 もっと音楽的な事を教えるべきで、むしろ音符を読ませても意味がない」 研修指導員 「では、どのように教えるんですか?」 新講師 「いや、それを研修で教えてもらいたい。スティービワンダーだって、 ベートーベンだって・・・」 永遠に、続き・・・音符が読めなくても、の音楽家やその他の、そのての話を永遠に ~一同絶句・・・・~ 結構、あきるくらい長~いやり取りがありました。 究極の音楽の楽しみでいえば、 音楽なんて、人それぞれ。 結局は、勝手に楽しめばいいし、以前書いた指番号だろうと、靴の事だろうと、強弱記号もなんでもなんでもありで、本人が弾きたい曲を何年でもかけて、暗記してもいいし、本人が楽しければ、決まりなんていらないし、自由自由!! 強く弾くと書いてあるところを弱く弾きたければそれもありだし・・ ハ長調だろうがト長調だろうが、なんだっていい。 確かに確かに、そのとおりです。 が・・ あまりの究極話で、一同絶句にしかならなかった話です。 究極はそうです。 でも、いろんな決まりを教える義務があるのが指導者。 そして教えていって、実際本人が 「きまりはいらない。自由にする」 と思った時点で、旅立てば??いい話。 もしも、「天才」に出会ったら・・ きっと「教える」なんてできないと思う。 私は「天才」にあったことがない。 仮に、「天才」にあった時、その子が私の生徒だった時、締め付けないで、教えてあげればいいと思う。 知っている決まり事を。 そして、きっとその「天才」達は、ほんの少しの決まりを知って、自力でやっていくのではないかな? 不思議な、新講師さんでした♪ でも、「熱さ」は伝わりました! 音楽は、自由な発想の部分と、教育的な部分、どちらもあって、この話はきっと夜が明けてしまう「音楽論」なんだと思う。 印象的な、研修での話です。 後にも先にも、研修でそんな意見を言われた先生はいませんが・・ まあ、 思い出話ですね・・(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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