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カテゴリ:13-1・音楽(作曲者)
ちょっとピアノを弾けるようになった子どもたちは
「ショパン」「シューマン」「シューベルト」「ブラームス」「ドビュッシー」・・ 有名な作曲者、だんだん気になります。 そんな子達に、あえて日本の作曲家、聞いたことのない作曲家だと、 食べず嫌い? の感覚で、難色をしめしたり、気合いが入らなかったり。 まあ、そんなものですが。 そのあたりから、あまり耳にした事のない作曲者も、音楽史と結びつけて考えて演奏してくれると、ちょっといいな~。 理想的です♪ ショパン・・ ピアノの王道です。 ピアノをやってない人も、音楽やっていない人も、 ショパン。 名前はよ~く知っているはずです。 ピアノを習っていて、 「今、ショパンを練習している」 って、なんだか響きもいい感じ♪で、ちょっと嬉しい。 ショパンといえば 「小犬のワルツ」「ノクターンop9-2」・・ 王道曲です。 ちょっと上手になったら、がんばって弾ける♪曲です。 しかも、「超」有名。 「ノクターン」の題名が一人歩きするくらい。 そんな「ノクターン」。 まだまだ勉強中の子達は 「ノクターン」はただの題名。と感じています。 実際は「ノクターン」は和訳で「夜想曲」という、全体像を表した言葉。 しかも、ショパンが得意とする、そして有名になった「ノクターン」 このノクターンというピアノ曲の形の創始者が 「ジョン・フィールド」といわれています。 そして、ショパンはジョン・フィールドの演奏に魅了され、ショパンがピアノを教えた弟子にも、教本として、フィールドを使い・・ そして、ショパンのあの有名なノクターンへとつながっている。 もしも、ジョン・フィールドがいなければ、ショパンのあの有名なノクターンはなかったかも? と思えば、気になりませんか?? ジョン・フィールド。 私は、気になった一人です♪ ごくたまに、発表会でフィールドの曲が演奏されたりもしていますが、なかなか、見かけないものです。 全音から 「ジョン・フィールドピアノ名曲集」が出版されています。 ペダルもきれいに入っていて(ペダルを使用しないと素敵さがでない)メロディックで、キラキラした感じで、歌いやすい曲が沢山あります。 テクニックを競うような曲というより、歌いあげる曲。 と私は感じました。 しかも、わりと 弾きやすいものが沢山あったり。 しかも、歌える♪感じ。 ショパンがいいな~と思ったら、ショパンが影響されたフィールドも意識してもなかなかいい♪と思います。 「この人知らな~い」 と思う前に、ちょっと調べたら、味わい深い事も沢山あります。 以前見かけた辞書か、評論文で 「フィールドのノクターンはショパンほど歌えるものではない」 みたいな感じで書いてあったのを見て、 「え~~。元祖はフィールドなのに、なんか失礼~」 と、つい、酷評??されているものにはなぜか、反論したくなったりします。 多分、そういう文を見て、逆に?意識したのかもですが(*^_^*) といいつつ・・ 生徒の発表会、なかなかフィールドに持って行けない現実もあり。 今年は、誰か弾きたくなるように、話も演奏も盛り上げよう♪ そろそろ生徒の発表会曲決め。 今朝は思い出したように、弾いてみました(^-^) 久し振り、なんだか穏やかな曲で、いい気分です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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