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ここのところ、療法の勉強は、めっきりさぼり気味です。
以前、ほんとに少しだけ、ボランティア程度の療法はしていましたが、今は、そういうチャンスもなく、ご無沙汰です。 「療法」としての仕事はしなくても、日々のレッスンで、療法の経験は役に立っています。 音楽を教えている先生なら、多少なりとも演奏を聴けば 今この子はプライベートも充実してるんだろうとか、そんな感覚があると思います。 演奏をしてもらい、 わりと、適当でもぱ~~~っとなんとなく弾いちゃう子、 キチンと音符を生真面目に追っている子、 強弱記号も神経質に守る子、 やけに、弾き直し(2度弾き)が多い子、 さまざまです。 適当に弾いちゃう子、なんとなく、間違っても知らんぷりできる子は、世渡り上手。 キチンと生真面目に強弱記号もまもりの子は、ある意味、生活に不器用さがあったり。 レッスンを見ていれば、普段の生活も漂っているものです。 今日は、ある介護士さんの生徒さんのレッスンでした。 彼女は、そのまま演奏に普段の生活が反映される。 「今日は、何かいいことがありました??」 「そ、そうです。なんでわかるんですか??」 そんな状態です。 今日の彼女は、2度弾きも多くて、普段より音がへこむ。 「今日は、元気ないですね。お仕事で嫌な事があったんじゃないんですか?」 なんて 気楽にいったのですが 「そうなんですよ・・実は。。」 と、本格的にどんよりされていました。 そんな彼女を見ていると、 逆に、ピアノの弾き方を変えたら、普段の生活もはりがでる、ってことないだろうか??と感じます。 彼女は、まじめで、実力以上の楽譜でも、すべてを、弾こうとします。 それが、クラシックでなくて、お仕事で使用する、童謡だとしても。 童謡だったりは、星の数ほどあるアレンジャー、楽譜により様々です。 だから、楽譜通りに弾くよりも、患者さんに歌ってもらいたい部分、大事な部分。そこだけを強調して、弾けばいいんです。 と伝えても、楽譜通りにひかねばならない。 に、とりつかれています。 だから、いつも演奏はぎこちなくて。 むしろ、ぎこちない演奏するならば、 メロディーだけ感情たっぷりにひく、そして左手は、コードの単音(Cならドだけ)だけ添えて弾けば十分曲になるし、仕事に結びつきます。 そういう、臨機応変が、できない。 というよりも、 それを、「さぼり」ととる。 (以前も書きましたが・・) 私も、生徒が初めて持ってきた曲、以前演奏の仕事をしていた時の初見時は、いかにごまかして、弾けなさそうなところは、ばれずにごまかすか。 その部分は、必須。です。 ぶっつけ本番なんですから。 そんな事も、当然ある。 彼女は不器用です。 演奏も。きっと仕事も。伝わります。 真面目なんですが・・。 彼女は、単発にくるレッスンの生徒ですが、彼女が言うには 「レッスンを定期的に通っているときは結構仕事も順調だ」と。 「レッスンで、自信を持って弾けたときは、わりと仕事も自信を持ってできると」 そうとだけではないと思いますが、 レッスンだけではなく、何かに自信がついたときは、相乗効果で、他の事に影響もあると思う。 そんな話を、今日のレッスンで聞きました。 あらためて、音楽療法、また本格化させたいな。と思いました。 来月から、某音大で、公開講座があります。 受講しようかしまいか、悩んでいたところです。 今日のレッスン、なんかきっかけになりました。 音楽の力。 きっとあると信じて、また勉強したいな。と思いました。 はるか昔から、言葉よりも先にうまれた音楽。 昔の音楽療法は、「呪術的」とされていたようですが、 笛は、「悪魔」の代名詞にもなったり、 ドイツの「ハーメルンの笛吹き男」とか。 ピアノの自信が生活の自信になったら、これは、やっぱり、いい♪ 療法の講座、さっそく明日申し込もう。 新しい発見を得て、またそれを伝授できたらいいな~。 ・・ 自分の腕磨きも・・さぼれないんですが・・ まあ、そんなものかな?? 忙しくなりそうです(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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