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カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
まだまだ、音楽療法の「発達障害のため」の部分は、勉強中です。
療法を勉強するきっかけになったのが、私の生徒に「あれ??」という子がいたのがきっかけです。 最近は、メディアでも、よく取り上げられているので、昔に比べたら気づきやすいかもですが・・。 その 「あれ??」 と思ったきっかけが、やはり同じ年代の子にレッスンをしていて、理解がいい悪いの部分は当然個人差はあります。 でも、「個人差」という以上に「個人差」がある時。 教えている私は、やっぱり悩みました。 どういう風に教えたら理解してくれるんだろう。 たいてい、お家の方も何も伝えて下さらないし、お家の方自身も、あれ??のまんまの場合もありそうでした。 微妙に気になった部分は ♪すごく体に力がはいっている。どんな時も。 鍵盤弾く状況でも何かを書くときもとにかく力が入りすぎて、うまくいかない。 ♪話をしてくれない。すごくおとなしい。会話が続かない。 ♪5線の音符を何度教えても読む事に苦労する。 ♪いつも、忘れものばかりしている。 この、4本柱でした。 その子達、なかなか理解してくれないという部分が突出していました。 そういう経験をして、音楽療法の部分に、発達障害の話が目に入り、片隅に書いてあったのを発見して、勉強し出したのがきっかけでした。 勉強するうちに、またその子達の上達を見るうちに手探りで解決していけました。 どんな子どもも、いろんな特徴をもっていること、 確実に「発達障害です」というお子さんではない、微妙なラインの子達、 理解は普通にできるけど、忘れものが多すぎるとか、 演奏は出来るのに、音符がどうしても読みづらいとか、 それなりに弾いたり、理解したりできるのに、ちょっとした言葉かけに泣いてしまったり。 その特徴が、ほんの少しあてはまる子沢山います。 心理の部分で勉強したことは 大人になって普通に生活しているけど、例えば「うつ状態」になってしまった経験のある多くの方は、子ども時代にも「生きにくい状態」があった場合が多い。 と、勉強した思い出があります。 小さな事も、小さい時のちょっとした事が「とらうま」になってしまわれる方も多いとか。 そう、先々までつながる部分があるならば、やっぱり大事に育てなくてはいけないんだ。 としみじみした思い出ありです。 ♪力が入る・・脱力という部分は演奏をするのにかかせません。でも、普段から 緊張する事が基本になってしまっている子に、「力抜いて」 と簡単に言っても、理解できません。 「長い目でみて」タンバリンや打楽器を使って脱力させる感覚を伝えつつ 演奏ばかりを目的にさせると、本人苦しい。 ♪会話が通じない・・・わかりやすい言葉を使うようにする。 普通の話言葉よりも、きちんとした言葉使いで。 会話が苦手な子達は、あいまいな表現が気になったり よくわからなかったりするようです。 ♪音符が読めない・・・色音符で私は解決できました。 白黒の細い5線では、わかりづらい。 ♪わすれもの・・・・連絡帳を大きい無地のノートにして、簡潔にもちもの、宿題を書く 私がやったことは、それだけなんです。 その4つの部分、を意識して対応するだけで、微妙な子たちも、もちろん、よくできる子たちにも、とても効果的に理解してくれます。 目から鱗なんですが、何の気なしにしてしまう ♪ピアノひくのは力抜くんだよ。こうだよ~ ♪言葉をきちんと話すって、以外に難しい!?主語はぬいたり、普段は結構曖昧に 話すものです ♪なんで読めないの??家でも読んできて!の前に色塗って解決 ♪わすれものも、言葉で言うより箇条書きにして大きく書く たったこれだけでした。 ちょっとした気づかいが、発達に心配があるかも?の子には、とても理解しやすい。 しかも、発達に心配ない子にも、これはとても理解しやすい! 私は、発達障害の勉強と、もしかしたら??の生徒の成長によって、気づく事が出来ました。 ちょっとした気づかいは誰にでも、理解しやすいですね。 縁があって教える事になった生徒たち。 微妙な子だってやってきます。 微妙じゃない子も、微妙な部分を持っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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