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カテゴリ:エレクトーン
たまたま、エレクトーンとピアノを両方指導している事で、多いのが
「副科」として「ピアノ」をやらねば。 という生徒、通算ではとても多いです。 簡単に言うと、エレクトーンではかなりハイレベルになって、「音楽」として、ピアノが必要になり、教養として、副科として、指導グレード受験を考えて。 このような生徒です。 たいていエレクトーンは5級を持っているような子。 音楽的な要素や勉強はしっかりしている。 しかし、ピアノ経験の絶対数がたりない。 譜面はしっかり理解できるけど、楽器に馴れていない。 そういう生徒です。 一瞬、どこから手をつけていこうか、やっぱり悩みます。 エレクトーンを私が教えていて、 「そろそろピアノもやろうよ」 これなら、様子もわかるので、いいのですが、 「エレクトーンやっています。ピアノも始めたいです」 と、はじめてレッスンに来た場合。 しかも、それなりの大きい子や大人の場合。 やっぱり、どこから提示するか、悩みます。 私がよく提示するのに、 まず「楽器慣れ」をしてもらいたい。 譜面も読めるし、うっかり有名曲あたりの「ショパンのワルツ集」あたりを提示すると、最初ははりきってくれていいんですが、だんだんまったりしてきて・・・ そういう場合もあります。 エレクトーンオンリーで来た子は、グレードはわりと必須で受けてきています。 ●ためしにピアノグレード6級めざそう ※そうなると、じっくりテキストをしあげるよりも、集中して曲数を仕上げればよいし、 やっぱり、目標が定まるのにもってこいです ●コード譜は、お得意なので、コード譜をピアノでひいてもらう ※楽器慣れが目標 盲点で、根音(ルート、Cならドのこと)はたいていベースで弾いている事もあり、 根音を、いわゆる左手の一番低音に持ってくる感覚の練習。 普段弾くベースを鍵盤の低音にもってくる感覚。 ここらへんから、手をつけると、わりあい上手くいきます。 そうこうしているうちに、楽器慣れもしてきます。 そんないい時期に、 定番のブルグミュラーやチェルニーあたりを、あえて、楽譜読みはへっちゃらあたりの。 「教養」として、「ピアノの一般常識」←?(語弊ありですね)として、まあ、よくあるパターンを、経験しながら、ピアノレッスンの王道パターンをレッスンしていきます。 あとは、本人が有名曲をやりたいとか、指導グレードやピアノ5級だったりの目標に沿ってレッスンしていきます。 エレクトーンからの転向。 彼女達は、(たいてい)とても音楽力がある事が多いです。 曲を歌うこと、曲のイメージを出すこと。 しかし、楽器慣れしていない。 それだけです。 ついつい、指の使い方やタッチの仕方が微妙ではあっても、 じゃ~、バイエルね。ブルグミュラーね。 と、簡単な楽譜だったり、 逆に、音符読みとか十分できるから、いきなり大曲だったり、 この両方とも、かなり厳しいです。 簡単すぎであれば、「やる気」がやっぱりうせるし、彼女たちのよい音楽力もいまいちいかせない。 難しすぎるんであれば、指の使い方などで、限界も来て、これまたやる気がうせる。 まずは、得意な部分からせめて、6級あたりのグレードを出発点にして曲を弾く楽しみを味わったところで、がっちり王道。 このパターンが、今のところ、わりあいスムースにいっています。 楽器慣れしたあたりの、指の訓練的な練習曲も、むしろ効果的です。 しかし・・ 転向組。 きちんと自分で選択した楽器に取り組んでいるかいないかは、一目瞭然。 きちんと自分が選択していた楽器に取り組んでいた生徒は、転向しようがそんなに苦しい部分はないですね。 むしろ、やっぱり、個性キラリ☆です♪ 結局、音楽、きちんと取り組んで、しっかり楽しみを味わうことができる事。 大切ですね(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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