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2008年04月13日
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カテゴリ:エレクトーン
たまたま、エレクトーンとピアノを両方指導している事で、多いのが
「副科」として「ピアノ」をやらねば。
という生徒、通算ではとても多いです。

簡単に言うと、エレクトーンではかなりハイレベルになって、「音楽」として、ピアノが必要になり、教養として、副科として、指導グレード受験を考えて。
このような生徒です。
たいていエレクトーンは5級を持っているような子。

音楽的な要素や勉強はしっかりしている。
しかし、ピアノ経験の絶対数がたりない。
譜面はしっかり理解できるけど、楽器に馴れていない。
そういう生徒です。

一瞬、どこから手をつけていこうか、やっぱり悩みます。
エレクトーンを私が教えていて、
「そろそろピアノもやろうよ」
これなら、様子もわかるので、いいのですが、
「エレクトーンやっています。ピアノも始めたいです」
と、はじめてレッスンに来た場合。
しかも、それなりの大きい子や大人の場合。
やっぱり、どこから提示するか、悩みます。

私がよく提示するのに、
まず「楽器慣れ」をしてもらいたい。

譜面も読めるし、うっかり有名曲あたりの「ショパンのワルツ集」あたりを提示すると、最初ははりきってくれていいんですが、だんだんまったりしてきて・・・
そういう場合もあります。

エレクトーンオンリーで来た子は、グレードはわりと必須で受けてきています。

●ためしにピアノグレード6級めざそう
  ※そうなると、じっくりテキストをしあげるよりも、集中して曲数を仕上げればよいし、
   やっぱり、目標が定まるのにもってこいです

●コード譜は、お得意なので、コード譜をピアノでひいてもらう
  ※楽器慣れが目標
   盲点で、根音(ルート、Cならドのこと)はたいていベースで弾いている事もあり、
   根音を、いわゆる左手の一番低音に持ってくる感覚の練習。
   普段弾くベースを鍵盤の低音にもってくる感覚。

ここらへんから、手をつけると、わりあい上手くいきます。
そうこうしているうちに、楽器慣れもしてきます。

そんないい時期に、
定番のブルグミュラーやチェルニーあたりを、あえて、楽譜読みはへっちゃらあたりの。
「教養」として、「ピアノの一般常識」←?(語弊ありですね)として、まあ、よくあるパターンを、経験しながら、ピアノレッスンの王道パターンをレッスンしていきます。
あとは、本人が有名曲をやりたいとか、指導グレードやピアノ5級だったりの目標に沿ってレッスンしていきます。

エレクトーンからの転向。
彼女達は、(たいてい)とても音楽力がある事が多いです。
曲を歌うこと、曲のイメージを出すこと。
しかし、楽器慣れしていない。
それだけです。

ついつい、指の使い方やタッチの仕方が微妙ではあっても、
じゃ~、バイエルね。ブルグミュラーね。
と、簡単な楽譜だったり、
逆に、音符読みとか十分できるから、いきなり大曲だったり、
この両方とも、かなり厳しいです。

簡単すぎであれば、「やる気」がやっぱりうせるし、彼女たちのよい音楽力もいまいちいかせない。
難しすぎるんであれば、指の使い方などで、限界も来て、これまたやる気がうせる。

まずは、得意な部分からせめて、6級あたりのグレードを出発点にして曲を弾く楽しみを味わったところで、がっちり王道。

このパターンが、今のところ、わりあいスムースにいっています。

楽器慣れしたあたりの、指の訓練的な練習曲も、むしろ効果的です。
しかし・・
転向組。

きちんと自分で選択した楽器に取り組んでいるかいないかは、一目瞭然。
きちんと自分が選択していた楽器に取り組んでいた生徒は、転向しようがそんなに苦しい部分はないですね。
むしろ、やっぱり、個性キラリ☆です♪

結局、音楽、きちんと取り組んで、しっかり楽しみを味わうことができる事。
大切ですね(^-^)









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Last updated  2008年04月13日 10時32分35秒
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