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カテゴリ:13-3・音楽(曲・ジャンル)
気持ちをこめよう
これ、難しい、「注意」です。 仮に、本人は気持はこめてる。 「キモチ」って何??丁寧に取り組むこと??? 人に伝える演奏??伝えるって何??? 難しいです。 どんな気持ちでも想像でも、ありだと思います。 PC打ち込みのようでなければ。 生徒たち打ち込み演奏タイプは、多いんですよね。 結構きちんと弾ける子に。 手だけで弾いている。感じ。 そこを打開したい。 そこが曲の解釈なんでしょうね。 小さい子は小さい子なりに曲を感じたらいい。 そして、大人である私が、そこから想像力を膨らませたりして、 いろんな気持ちの込め方を学べればいい。 それなりに本を読みだした子は、 やっぱり、気持を込めるのは得意。 粗削りでも、わかるわかる♪ ここの部分は大事にしています。 テクニックやソルフェとは別に。 フォルテ・強く←これだけじゃわかりません。 同じフォルテも、固いフォルテ、柔らかいフォルテ・・数限りない。 少し大きくなってから、気持ちをこめろ! 突然言われても 「は???」 に、なりますね。 そういう子は、私が 「そこは、もっとやわらかく」 「え~フォルテって書いてあるのにー」 こういう事態に陥る事も、ある。 いつも、いつも、小さな曲から、曲のイメージを持つ意識。 ここから始まっているんです。 だから、毎日の生活の悲しみや嬉しい。怒り。 本を読んで感動する。 映画を見て感激する。 マンガでも、絵本でも! 役に立っているはずなんです。 ピアニストの「シプリアン カツァリス」の本と、公開レッスンなるものでは その、想像力にうっとりでした。 絵本のようで、的確で。 たとえば 「そこは、はっぱが風に揺られて、はらはら落ちてきているようにです。」 こう、いわれたら、表現したくなりませんか? たとえば小犬のワルツでは 冒頭の 「ら~ソラドシソラシラドシソラドシ・・・」と右手だけで弾きます。 そこは、普通に弾いたら、普通に「右手だけラッキー♪」 楽譜には レッジェーロ(軽やかに)って書いてあります。 軽やかって、何??? まあ、軽く弾けばいいのか~。これじゃ、多分、つまらない。 さあ、どうやって軽やかに響かせるか? ここはテクニックだけではなんともいかれない。 その、シプリアンは、 「少しゆっくりにはじめるけど、しかし、だんだん前向きになっていくように」 「前向き」・・前向きを経験していたら、想像もつく。 どんな前向き? 何かに失敗したけど、頑張ろうと誓ったとき? 歯医者に行くのが怖いけど勇気を持って扉を開けたとき?! 自分ができる想像でもいい。 題名が子犬なんだから、 小犬にちなんで、小犬が初めて外にでた。ちょっと怖い。あ~~でも開放感が~~~ で、前向き。 なんでもありですね。 私が過去のレッスンでは、よく、 「ここはホルンのように」「弦が響くように」 この手の多い先生でした。 生楽器は経験ないのですが、聴いていて予想がつく。 私は、エレクトーンをやっていたので、楽器の予想は結構イメージもわきました。 相乗効果で、 その楽器のイメージは、エレクトーンにも大活躍でした。 戻りますが、 その、シプリアン。 ノクターンop9-2では 出だしメロディー 「しそ~ふぁそふぁ~み~~」ドルチェ(甘く柔らかに)を、 「鍵盤の中をしっかり押して歌わせる」と表現しています。 これは頭の想像ではなくて、指の想像力。 これ、普通に、押せないです。 ピアノは押したって音色変わらないですから。 でも、押し込むように丁寧に歌いこむのが、想像できます。 「甘く柔らかに」っていわれてもどう解釈するか。 そして左手伴奏は 「ギタリストが伴奏をしている感じだ」とも、述べていました。 こんな解釈、想像力。これで曲が生きてくるんです。 歌えない、人に伝えられない、一本調子だ。 この、なんだかわけのわからない注意点。 想像してみる事も大事。妄想も空想も役に立ちます♪ こどものころ、幼稚園で 低い音でドンドン先生がピアノをたたくと「ぞう」のまねをする 高い音でとんとんとんと先生が弾くと「とり」のまねをする。 これは、リトミックでよくやることですが、 それの、バージョンアップですね。 演奏するのに、フォルテ!ピアノ!これだけじゃ、弾けないよ~ピアノ。 つまらないし。 微妙なニュアンス。 自分の楽しみでも、人に聞かせるでも、 大事な大事なポイントだと、思うのです。 生徒たちが想像しやすいように、伝えていくのも私の役目です。 しかし。こちらも熱中すると 曲の短い合間に、テンポよく?いうので 「にげろ!」「走れ~~」「眠りーー」「休~憩♪」「踊り踊り~♪♪」 意味わかんないですが・・・ 表現力は難しいかも。 しかし、逆にいえば、簡単!!いってみたら、誰にでもできる! 想像したことを表現しようと思う気持ちさえ芽生えれば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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