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カテゴリ:エレクトーン
過去、印象に残っている仕事の一つで
「社交ダンスの生演奏をエレクトーンで」 というのがありました。 当時、ウッチャンナンチャンの芸能人の社交ダンスやシャルウイダンスの映画で 流行ってきた時期だったと思います。 もちろん。 社交ダンス。全然知らないです。 踊ったこともなければ、観た事もない。 その依頼書には どうやら、普段のダンスクラブのパーティーを、ホテルでやるというもの。 BGM担当もしつつ、 「生演奏」を体験してもらう時間と、 普段のCDタイムの時間。 がある模様でした。 BGMは、まあ、なんとでもなる。 ダンス伴奏!を生演奏!!?? 想像がつかない。 話を伺うと、「マンボ、ルンバ、チャチャチャ、ワルツ・・で」 いや、しかし・・ そのテンポとか、どくとくのリズム感とか、 なんかありそうですよね。 そこで、ダンスのCDをお借りして、当日臨みました。 そこは、仕事。 本来はもっともっと、これはどうで、それはどうで・・ って聞きたいところですが、 許されません。(許されるのかな??) 依頼者は、伴奏頼んだら、適当にやってくれるもの。 そう、思っておられるのですから。 打ち合わせ時間もそうそう、ない。 主催者はそれどころじゃ、ないんですね。 エレクトーンは「データにリズムを打ち込んだり」できる楽器です。 データと言っても、演奏を。ではなくて、 音色や、リズムですね。 しかし、こういう場合、打ち込んだものは使えません。 データ読み込み時間なんてないですし、 実際、曲サイズは、テンポは・・その場で考えなくてはです。 緊張しました。 不完全燃焼感もありましたが。 思ったより、すごい緩やかなテンポなんですね! 逆に、打ち込んだかっこいいリズムなんて不要♪ そんな感じでした。 パネルにあるリズムを使いつつ、結構必死だったかも!? 真中に、踊る場所が円であって、 ダンスの生徒さん方、得意なリズムがかかると、続々と集まってくるんですよ。 そして、私の、謎な??演奏に合わせて踊って下さる。 あ~~。 これでいいんでしょうか~~~?? 不安もありつつでした。 皆さんニコニコ踊っているから、いいんでしょう いえ・・踊りは笑顔もセットだし・・ グルグル考えながら演奏しました。 変な汗かきながら。 私の想像とは別に「ルンバ」が、しっくりでした。 ラテン系といえば、ついつい、激しいサルサを弾きたい。 しかし、生徒さん方、ルンバになると、ど~~んと集まられて、 ゆったり踊られていましたね。 弾きながら、へ~~。みたいな。 主催者の方と会後お話しさせていただきました。 ようやく流行りの兆しが出てきたから、今回は赤字覚悟で、パーティーを主催したという話。 生演奏はぜひ入れたかった。 しかし、フルバンドはいれられない。 ピアノじゃちょっと面白みに欠ける。 そんなところで、「エレクトーン」を。 という事だったようです。 やはり、エレクトーンの進化にも驚かれていて、 びっくりされていました。 エレクトーン談になって、教室にも入れたいな~なんて話されていました。 私こそ面白い経験ができました。 ラストに、「プロ」のその道の有名な方が踊られたのですが いや~~~~~ すごい!! はじめて生で観ましたが、 それはそれは美しいんですよ。 その丸いステージを、ところ狭しとグルグル踊っていて、 踊るというか、早回し見ているみたいで、 もう、うっとり。 ついつい単純なので、社交ダンスもいいな~~ どうやら、姿勢もきれいになるから これはピアノにも役に立ちそう♪ そして、ウエストは細々になるようです?♪ 知らない世界を、ほんの少しのぞかせてもらいました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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