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カテゴリ:6-1・指導(指導工夫)
やっぱり、コードネーム。
知っていて邪魔になるものではないですね。 むしろ、便利で整理しやすい。 私は、はじめから、教えてしまう事柄ですが、 積み重ねてきた生徒たち。 移動してきた生徒さん。 大人になって初めてコードネームに取り組む方。 教え方は異なります。 理論を踏まえてレッスンする場合もあれば、 まずは、コードネーム慣れで実践からやってみてしまう事もあります。 コードネームっていうと、難しそうですが、 結局伴奏の種類ですよね。 よく話す。 理屈の伝授方法は 前日の主要3和音抜きには、理屈は語れません。 ドレミファソラシド。 この英語版は CDEFGABC 日本語版は ハニホヘトイロハ これは必須です。 英語版がわかった! Cなら・・ド Fなら・・ふぁ Gなら・・そ では、そこに団子を積み重ねよう! ひとつおきに。 Cなら・・ド Fなら・・ファ Gなら・・ソ できあがりです! 普段弾くときは 「ドミソ、ドファラ、シレソ」 これ、弾きやすいように順番入れ替えているだけなんです。 ほんとうは、 ドファラじゃなくて、ファラド。 一番、土台になっているのがファ。 だから、コードネームはF。 こうやって、理屈で説明するとややこしいのですが、 本当は、生徒たちに Fってドファラでも、ファラドでも、なんでもいいので、 自分なりのいい場所として、覚えて弾き慣れておくと・・ その後は・・ つなげられます。 いつか理解できるために、カデンツや、何調か少しづづ勉強しているんですね。 積み重ねた先には、 すらすらコードネーム見ながら自由に演奏ができるようになるはずのものなんですよね。 よく私は、家族にたとえます ドレミファソラシ、7人家族。 お父さんはC お母さんはG 子どもはF この3つで、成り立っている。 しかし、家族だけじゃつまらない。 でも、赤の他人に勝手にこられてもちょっと迷惑!?? この3つだけでない和音も実際出てきますよね。 でも、やたらめったらでてきているわけではないんです。 よく登場してくるのが 「お母さんの、もともとの家族♪」 というと、G♪の家族♪ そうそう。ト長調ト長調のカデンツは・・・GCD。これはよく登場してきます。 だって、お母さんの実家だから。 そして、子どもの世代にもなる。 いつかは結婚して家族作るから。 そうなると、Fの新居。 かならず、かかわりがあるものなんですよ。 そして、しっかり何長調ってわかっていたら・・ ハ長調は、調号がない。 調号がないのは、イ短調もない。 これ、 ご近所さん♪しかも、気の合うご近所さんなんです♪ たまには、行ききしますよね。 そんな話をすると、わかってくれるちょっと大きい子。 しかし、わかってくれるためには 積み重ねなんですよ~~。 そして、この話は、本格的に コードネームでとどまらず、楽典、音楽理論、へ発展していくのです。 積み重ねがあいまいだと・・ きついですよ~~ いつか本格的にやりたいと思ったときに。 しかし、きちんと積み重ねていたら・・ あ~~なんてへっちゃら♪ 算数の勉強よりも、漢字覚えるよりも、簡単簡単♪ 理論なんて不必要!! なんて思っているかもですが、 これ分かっていたら。。。 メロディーがわかれば、なんとなく伴奏が付けられる♪ ということは、楽譜がなくても弾けるかも! 練習しなくちゃ弾けない、大げさなクラシック曲じゃなくても。 沢山楽しめる技がもりだくさん♪ この部分で、いけてるセンスの持ち主は、作曲家になったりもするのでしょうが、 いけてないセンスの持ち主だって、 楽しむ技がもりだくさん♪ ここだな~~ これですね~~。 練習きちんとしながら曲を仕上げて積み重ねていくと同時に、 基本事項を積み重ねたあかつきには・・・・ 練習しなくても??かるがる弾ける技が待っているんですよ。 私がよくレッスンしていて思う一つに 練習時間がないからピアノはやめます。 っていう中高生。 これは、練習しなくちゃいけない事しかやっていなかったからではないか?? とも、思います。 練習時間がとれなくても、 出来る事もあるし、楽しめる事もあるし、上達することもある。 ちなみに私の生徒たち。 みんな10年15年。続けている子は多いです。 しかし、音大生になっているわけではない。 大曲バンバン弾けるわけでもない。 しかし・・ なんとなく楽しめて弾ける子ばかりです。 そして、ダラダラ年数だけたつのではなくて、それなりに、何かを得ている。 そして色んなバージョンアップにつながっている。 やっぱり、音楽。 練習は大事ですが、時間をかけるだけではない音楽もあるんですね。 その時のために。 出来る時にきちんと土台をつけて♪ ということで 先日のグレード試験のカデンツ勉強。 きちんとやっていたら・・・ 花開くんですよ~~~(^-^)♪ この差は・・・ 大きい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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