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カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
今日は、インターナショナルに通う子のレッスンでした。
外国に間もなく帰られる子なので、 4,5回のレッスンをお付き合いすることになります。 短期予定のお子さんなので、どうなることか・・ 心配もあったのですが・・ 日本語は十分通じます。 しかし、やっぱり、国際的。 普段やっているテキストも外国語なんです。 そして、前の先生の印や、注意書きも英語で・・・ 英語で書かれているんです。 あせりますよ~。 日本人の先生にレッスンを受けるのは初めてのようです。 なんだか責任重大感覚で、あせってしまいました。 「日本人のレッスンはこんなもの??」 なんて思われては・・・・ 考えたら、日本人です。私は。 いえ。 考えなくても日本人。 日本人なのに、ヨーロッパ音楽を教えるなんて・・ 考えたら、あつかましい。 そんな気持ちもよぎりつつ・・・ しかし、もう、私のレッスンをしよう。 そんな感覚で、楽しみにまっていました。 いい演奏する子でした。 聴いていて清々しい♪ 体全体を使った演奏が身についていて、 まだ手も小さいのに、フォルテ、が美しい♪ よく、こんな素直に音が出せるものだな~ そんな感じの子でした。 しかし・・・ 鍵盤をすべりながら、次の音を弾く。 すべて、「タイ」のような弾き方で、1本1本独立をしていない。 しかし、いい音を出すんですね~。 この4,5回のレッスンで、何を教えようか。 譜読みは、勝手にやってくるタイプ。 自分で解決も出来る。 しかし、4,5回しかお付き合いできない。 下手に、手の形を直して疑問を残させるのもどうか・・・ 考えながら、その子の曲を聞きました。 初日ですから、お母様も見学です。 その子には、とても素敵な音の出し方をしているね、と、素直に伝えて、 指の形、指の弾く場所。 そんな事も考えていいかもしれないよ。 そんな話をしました。 お母様にも、同じうように話して、短い期間ですが、 その指についての部分と、 弾きたい曲の音ミス確認 これを重点でどうでしょうか? そんな話をしました。 もちろん、指導者によって、弾き方云々は様々ですが、 こういう勉強方法もある ということを経験されるつもりで、いかがですか? そんな感じでお話しました。 そうしたら、お母様、 「今まで、曲、曲、曲しか見ていただいたことがなかったので、指の形というものは全く経験ないです。おもしろいですね」 そんな話をされていました。 そのスタイル、納得していただいたようなので、 そこの部分を重点に、短期レッスンやっていこうと思います。 話を聞くと、引越し引越しで、先生に長くついた経験もないということです。 そんな子のレッスン、私もあまり経験ないですから 少しでも、何か身につけてもらえたら。 そんな気持ちでいます。 でも、 いい音出すんですよね~。 いろんな子がいるんだな。 上手に、渡ってきた子なんでしょうね。きっと。 確かに、きまった先生につく期間が短ければ、 やっぱり、そういう姿勢の部分や基本の事は、後回しになる場合もあるかもしれない。 姿勢関係の事は、注意して瞬時に直らないですから。 4,5回ですが、 どんな事教えようか。 やっぱり、楽しみになってきました。 縁があってやってきた生徒ですから、 よい縁だった。 そう思えるレッスンをしたいな、そう思います。 よし、がんばろう(^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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