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カテゴリ:3-2・演奏(コンクール)
私の先生の話です。
学生時代から、その、先生、とても怖い(笑) 学内レッスンでの形式では 「3人の集合個人レッスン」形式でお世話になっていた先生です。 だから、自分のレッスン以外は、見学をする。 そんな形式でした。 あ~。怖い。 そんな印象の先生。 普通に、泣きながらレッスン受けていた、レッスン生もいましたから(笑) 20前後の生徒がですよ(笑) ただ、その先生のレッスン生、 みんな、だからなのか、弾くんですよね。結構。 弾けていないと、「スルー」されてしまうんですよ。 弾けていないことを注意して下さらない。 その、オーラの怖いこと・・・・ 前回注意されたことを確実に理解して、レッスンに臨む。 そして、レッスンではさらに難解な事をアドバイスされる・・ そして、続く・・・・ そんな学生時代。 その先生にレッスンを受けると、強くなりますね。 自分でやらなければいけない。 そんなところが大きくなったかも。 卒業してからも、おつきあいがあり、ごくたまにレッスンしていただいたりしていました。 先生は、大学や、企業や、ご自身主催の教室もされている先生です。 小さい子にも教えている。 それを初めて聞いた時、 先生が小さい子・・・予想がつかない!! あの、恐ろしいオーラで、小さい子を??? あ~、やはり想像がつかない。 ドレミ、から教える事もされるのかしら?? そんな、先生です。 でも、お付き合いも長くなると、結構おもしろい先生で、 プププ。なんて笑える可愛らしいところも?あったりして。 でも、さすが、先生!! 某コンクールでは審査員されたり、 ご自分の生徒さんは、コンクールの常連であり、すでに大御所状態。 いつも、のりにのっている先生でした。 弾かせてる!! がっちりと!! そんな印象を持つ、先生の、生徒さん。 しかし、そんな先生がある日 「あの子、私のレッスンやめちゃったのよね~」 あの子、というのは、結構某コンクールでは有名にのし上がっていた子です。 先生にとったら、いわゆる秘蔵っ子とでもいいますでしょうか。 いつになく弱気・・ 私に愚痴こぼすぐらいでしたから。 「ご両親がいらしてね~。先生のレッスンは抽象的でわからないと、娘が申しております。もっと具体的にアドバイスをして頂ける先生にうつります。っていうのよ。もう、なんだったのかしらね。あれだけ育てて、ここまでにしたのにね~。」 お~~先生・・・・ その、先生の生徒さんは初めのドレミから教えていて、レッスンの合間時間が空けばその子のレッスンを見て、一生懸命育てられているのを、周りから見ていてもよくわかりました。 特別レッスンなるものも、公開レッスンなるものも、 先生も一緒に出向いて受けられてきたり。 一心同体のように・・・・ かといって、先生が手の中に入れ込んでいるわけでもなく、 色んなチャンスを見つけてきては、 いろんなレッスンも受けさせていた。 ただ、私はレッスンを受けていたから、先生のタイプはわかる。 そして、「同業」として、先生の話もわかる。 先生のレッスンは、アドバイスを丁寧にして下さるというよりも、 ほんとに自分自身で考えさせるレッスン。 その先生に着実についていけば、自分の身になる事は間違いない。 自分自身で、模索しなくてはならない部分が大きい。 模索する部分をアドバイスしてくれる。 ただ、着実に、こうすればこうなる。 こういうタイプの先生ではなかったと思う。 こうしてみよう。 ではなくて、 こうなるように工夫しなさい。 そんな先生。 その先生に着実についていくと、やっぱりそれなりに自覚をもって弾く。 しかし、ついていかないと。 早いうちに、みんな挫折してしまう。 これこそ、タイプですね。 いろんな先生がいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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