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カテゴリ:9・講師
講師の中には、やっぱり、相変わらず不思議な方はいます。
芸術家的というか、自分の世界観というか・・ わたしよりも、う~~んと年上の先生の話です。 とても美しくて、わりとご年配なんですが、いつも年齢不詳に見えて、 完全にクラシック畑で、ピアノのほかにもクラシックバレエも教えている。 とても、素敵な方です。 でも、とっても不思議な方です。 「わたくし体調が悪いですので」 と言って、絶対に!会議などには参加されません(笑) いつもいつもワンマンな先生です(笑) レッスンも、なんだか眠るように目を閉じて生徒の演奏をじ~~っと聞いています。 テンションはいつもいつも、ひくい(笑) しかし、いつも同じなんです。 とにかく、 不思議な先生です。 その不思議な魅力にはまってしまう生徒さんもいらっしゃるのでしょう。 バレエをやってらっしゃるのがわかるような、 とても、エレガントな演奏をされますから。 はじめは驚いたんですが、 まわりの先生方も「あ~あの先生は仕方ない」 って言う事になっていますので、トラブルに発展する前に、 「まあ、仕方ない」 そんな感じでした。 もはや、誰も、怒ったりしません。 ただ、同じ楽器店内で同じ講師であれば、 協力しなくてはならない時もあります。 そこの、企業は、色々体制がかわっていったんですね。 そして、色々変わったあたりの時に、講師演奏をアンサンブルで。 そんな話になりました。 今までは、わりと自由なところで、先生各自の枠で発表会をやっていたりと、 結構協力する機会が少なかったようです。 そこで、 アンサンブル。楽器店の宣伝かねて、エレクトーンを使用するという話です。 エレクトーンができる先生は何人かいますが、 現役で教えていたのが私だけだったので、 当然、アンサンブル譜を書く事になりました。 メドレー的に、テーマを決めて、ピアノをメインな感じで書きました。 そして、合わせるたびに、なんか違うな~ なんか、不協和音だよな~。 私の書き間違いかな~・・ まわりの先生も、気づくくらい、 「なんか合わないね~」 そんな感じ。 そしたら、その不思議な先生 「あら?わたくしかしら?わたしこういう響き苦手なのよ。直しちゃったわ。だって、こちらの方がきれいじゃない??」 「え~~~!!」 そんなのありでしょうか(笑) やっぱり、完全にワンマンな先生でした(笑) 書いたの私なんですけど~~~。(T_T) どうも、古典的な響き以外、受けつけられないようです。 でも、 「アンサンブル」ですから、響きはそろえなければ 全然、どちらにしろ、だめです(笑) なぜか、その先生は、「その先生」なのでみんな普通に呆れておしまいなんです。 「まあ、仕方ないな~。」そんな感じです。 でも、結局 「そうかしら??じゃあこちらの響きでやろうかしら??」みたいに(笑) とてもとてもワンマンな先生ですが、 きっと魅力にはまったら、おもしろい先生だと思います。 その先生とはたった数年のお付き合いでしたが、 もう少しお付き合いも長くなれば、きっと、私もその先生の魅力にはまっていたかもしれません。 もう少し、踏み込んで(笑)色々教えていただきたかったですね。 面白い音楽感が、絶対あったんだと思います。 とにかく、アンサンブルでは厳しい場面に直面しましたが(笑) 印象的な先生でした。 やっぱり、いろんな先生がいますね。 でも・・・ アンサンブルは、ワンマンだと、うまくいかないです。 こればっかりは(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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