♪音楽教室日記

発表会の講師演奏で、
「連弾」
これ、やること多いです。

今まで、何人の先生と連弾してきたでしょう。

連弾は、楽しいですね。
隣の先生の熱気がバンバン伝わりますから。
生徒の熱気とは、全然違うんです。

ついてくるような演奏のタイプと、
引っ張られるような演奏のタイプと、
お互い徒競争か！
みたいな、ひっぱりあいっていうんでしょうか？
そんな場合があります。

ひっぱりあい。←いい意味で。
この演奏は、たまらないですよ。
なんていうか、一時も気が抜けなくて、突っ走っていって、演奏後は充実感です。
考えている余裕がない。

講師同士の連弾も、実際はいろいろ微妙です。

どこまで、意見を言うか、微妙な「お互い」です。
多少気が合っていると、
「ここ、こうしようか」「あ～いいねいいね」
みたいに、楽しくなってくるんですが、

「私は、こうしたいので、こうしてください。」
と、持論展開ばんばんされてしまう時もある。

お互い遠慮している時は、むしろ、意見すら出ない・・
さぐりさぐり・・って事もある。

どれもこれも、それでも、面白い。

でも、私が気づいたのは、上手な人ほど、自由自在ですね。

私の中で、かっこいいじゃん！
って思った先生が、いくつか私より若い先生だったんですが
解釈違いって事もある。
そんな時に、すかさず
「先生、それ面白いですね、それで、もう1回やらせて下さい♪」
楽しそう～～。
楽しんでる～～。
そして、じゃ、ここ、こういう風にやってみない～？？
完全実験です。
やりすぎたりすると、大爆笑！！
やってみて、むしろ、これいいんじゃないか(笑)(笑)みたいになったり。
しかも、上手な先生は、そこに乗れちゃう。

なんだ～こんなに穏やかそうな先生なのに、威勢よく弾くんだ～
パンチありそうな先生なのに、エレガントだな～
とか、発見があると、さらにおもしろいし、
ギャップがあれば、さらに、そこに乗って弾きたくなります。

楽しくなると、演奏も楽しい演奏になってくる。
弾いていて、指がもつれたりしたとき
大爆笑がやってくるんですよ～。
「まずい、弾けない(笑)(笑)」

演奏の大爆笑。
これ、結構あります。楽しいです！
教えるのも楽しいけど、演奏楽しまないとな～♪

実感する瞬間かも。
誰かとわかちあえる瞬間は、これまた楽しい♪

でも、実際・・
聴いた感じはどうなんだろうか、
連弾こそ、客観的にアドバイスもらいたいところです。

そこで、練習段階で、テープなりビデオなりを、とる事にしたいと思っています。
一応、お互い先生なので
自分達の演奏を客観的に見て、反省も出来る(笑)
特に連弾は、弾いているだけだと微妙にバランスがやっぱりわからない。
客観的にみたいところです。

と、いつもいつも思っているんですが、
ついつい、忘れてしまいますね。

発見大ありですから。
客観的にみる自分の演奏。

しかし、講師演奏・・・

現実は生徒のレッスンが追い込みで、時間も取れない。
曲を決めるのも、もう、ぎりぎりです。実際は。
まずは、生徒の曲、生徒のレッスン。
そこからよっこらしょですから。

講師演奏こそ、実際は、一番綱わたりだったりの現実もあるんですけどね。