♪音楽教室日記

どんな時にも、
「選曲」って考え込みます。

子どもであれば、多少先生も一緒に考えて下さいますが、
たとえば、

エレクトーンでいうなら、アレンジ曲を何にしようか、
発表会なら、どんな構成にしようか
デモ演でも、ＢＧＭの仕事でも、自分で選曲をする場面、
レベルもアップすれば、
大人になれば、
仕事にすれば、
色々でてきます。

エレクトーンのアレンジをしなくてはならない時期。
仮にコンクールとかの時の選曲。
当時高校生くらいでしたか？
あの時期はほんとにいい勉強になりました。

私が好きなジャンルは、当時は、ラテン系♪
バリバリラテンではなくて、ラテンＪＡＺＺのような、
パーカッションがパカパカはいるけど、響きは複雑的な、そんなところが好きでした。
だから、そのながれで、チックコリアとかにはまったんだと思いますが。
ファンキーだけどおしゃれでウキウキする感じ♪
これは、今でも、普通に好きです。

結構ラテン系、ラテン系！で偏っていったので、
クラシックアレンジをしたいと思い、鬼のように！聞きました。
ただ、ピアノ曲を知っていても、オケって結構知らなかったんですよね。
いえ、ほとんど知らなかった。
そこで、クラシックは番号制？が多いので、ＣＤを聴くのも悩みました。
「何を聞けばいいのかわからない」
そこで、タイトル重視でせめていきました。

私が弱いのは、
魔女、とか、魔法とか、そんなワードがあると、面白いんじゃないか？？
単純です。
で、ファリャの恋は魔術師、三角帽子とか、
デュカスの魔法使いの弟子とか、
その他に、マドンナの宝石とか、○○幻想曲とか・・タイトル攻めで聞きました。
あの時期は宝ですね～。
よく聞いて、よく覚えた気がします。
あの吸収力はもうないだろうな。

そんなこんなで発表会の選曲といえば。

発表会では、私の理想というか、夢！？は・・

「モーツアルト発表会」「ベートーベン発表会」とかやりたいな～。
しかし、これ、うまくいかないですね。
有名曲争奪戦になる。

「時代別発表会」
バロック、古典、ロマン・・さまざまな時代を流れのように。
これも、バロックが少なくなりそう。ロマンばかりになりそうで・・・

「発表会で、世界巡り」で、国別の選曲もやりたいんですよね。

いろんな構想があるんですが・・
現実は厳しい♪
発表会でその構想実現できたら楽しいな。
私の好きな一石二鳥で♪ついでにプログラムを見たら勉強もできちゃう♪
これを狙っているんですが、
花形の曲を弾きたい子たちも多いし、なかなかうまくいきません。

こうなると、サロンコンサートを開く。
もしくは大きい子たちと一緒にサロンコンサートを開く。
これしかないかな。

これならできそうなのが、
チャイコフスキーの「四季」というピアノアルバム。
１～１２月までの１２曲があるもので、小曲だし、しかし、まあまあ難しいかな？
今月の歌、のように
オープニングで、この曲を弾く♪
しかし、できそうと言っても、発表会っていつも同じ時期が多い・・
う～～ん。
これは、毎月のサロンコンサートなら楽しそうだな。

チャイコフスキーも、当時、毎月の音楽雑誌か何かに掲載させるため、この１２曲を月に応じて書き上げていったようです。
なんか、素敵ではないですか？

なにかにちなんだ発表会の選曲。
季節を感じたり、時代や、国を感じるテーマのある発表会、実現したいところです。
そして、個人個人が主役になっている。
毎年毎年、何か続いている、続編みたいな発表会。
これ、理想なんですけど。
なかなか、な～～。

でも、今回もお楽しみコーナーはやるつもり。
どんなテーマで乗り切ろうか。
なんだかいつも、大忙し気分です。