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カテゴリ:エレクトーン
将来、エレクトーンの方に進みたいのですが、どうしたらいいですか」
そんな、エレクトーンの生徒。 まだ中学生です。 本人も、お母さんも、半信半疑で視野にいれたいようです。 一般論で、 エレクトーンのみしかやっていない子は、 どちらにしろ、副科として、ピアノは必須になりますから、 「ピアノもやらなくちゃね」 これは、どの先生も言う事だと思います。 現実、話を聞くと、エレクトーンで何をしたいのか。 と聞くと 「・・・・・・」 そんなところが多いのも、現実。 「エレクトーンの先生になりたいの?」 ときくと 「そういうわけでは・・」 という感じの子。 漠然と、エレクトーンを将来も続けたいのだけど、 どういう風にやっていっていいかわからない。 かといって、 エレクトーンの先生になりたい。 そういう希望ってわけでもない。 とにかく、漠然とそう思ってみた。 という感じです。 私は実際に、ピアノとエレクトーンずっと並行してやってきていましたが、 学生時代も含め、仕事時代も含め、 私の実感では、なのですが 仮に、エレクトーン主体で考えても、 「両方できたから、なんとかなった」←?? そう感じています。 バンドの仕事、エレクトーンの披露宴、オルガンの披露宴、演奏の仕事、簡単な楽譜の仕事、雑誌の記事、そして講師。 なんだかぐちゃぐちゃと、仕事にありつけていたのですが、 私の場合は、どちらか片方だったら、できなかった仕事ばかりなんですよね。 これ、 「エレクトーン」と限定したら仕事、ないな~。 「鍵盤」?として、たまたまキーボードだった、とか、ピアノだった、とか。 しかも、私の場合ですが、 どれもこれも、きちんと就職ってしていないです。 どれもこれも、新卒で就職したのではなくて、うっかり所属した音楽事務所があり、 そこから、いわゆる知り合いができてコネ?なんでしょうか、 話がきたり、つながっていったんですよね。 最終的には、講師はなんだかんだで今も続いている。 そんな現状です。 私の時代の大学の専攻の選択で、「電子オルガン」はちょうど出てきたころです。 そうですね~ やっぱり、あのバブル期に、電子オルガン専攻コースがバタバタと増えてきました。 当時は、エレクトーンとして、いい勉強ができるのは 現実、就職につながるなどをメインに考えると むしろ大学は弱かったかな。(関東圏) その筋(笑)?のエレクトーンで有名なプレイヤーが続々と出ていた、専門学校や ヤマハの登録商品であるエレクトーンですから、 ヤマハ関連の専門学校が、一番強かったですね。 その後、大学の電子オルガン科も、メキメキとですが、 やはり、 「応用」「作曲」こういう勉強が多いのですよ。 エレクトーンの場合は特に。 大学にしろ、専門学校にしろ、卒業してからどうするか、どうしたいか。 ここは重要ですね。 基本に戻って、エレクトーンのいいところって 「自分で自由にアレンジして、創作して、音色作って」 創作・・ここなんですよね。 そこがエレクトーンの特徴であって・・ 創作するために、いろんな楽器の特徴も知っていて、分かりやすくいったら 作曲、指揮、音づくりも入れたら、理数系的な電子工学的な??? そういう系統なんじゃないか、と、 私は感じています。 エレクトーンをやっていきたい。 そう思っている子で、 普段のレッスンのアレンジは先生任せで、市販のデータで楽譜で上手に弾けています。 これだと、やっていけないかな。 実際。 エレクトーンを仕事にした場合。 演奏者でも講師でも、アレンジ(創作)がついて回るのです。 創作にとても興味がなくて、弾くだけがいい。 これだと厳しいですね。 創作は、エレクトーンの核になると思うのです。 もしも、弾くだけがいい。 そう思えるならば、ピアノの演奏にも力を入れたり、プラスアルファーは必要だと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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