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カテゴリ:6-1・指導(指導工夫)
今日は、ピアノの子もエレクトーンの子も
なんだか、私の思いつきで ウォーミングアップに 「フライミートゥーザムーン」 を使用してみました。 この曲は、4度進行の曲で、和音がどんどん規則的に4度づつあがる曲です。 これ、学生時代に、 なんかの授業で、伝授され、 へ~~。なるほど~~と思った進行の曲です。 暗記するまでもないってことか。 と、感激?した曲です。 あ~~コードネーム知ってるって、ほんとに便利だ~ と思った一番の曲かもしれないです。 で、冒頭の小節は 「Am7」 これは、 「ラドミソ」です。 でも、Am(ラドミ)で十分足りる。ものです。 7、っていうのは、ようはおしゃれを決め込んだだけです。 そこで、 ぱっとみて、弾こう。 となった時に、バンバン弾ける子は別にして、 1、必死に、ラドミソって弾く子 2、まあ、とりあえずラドミって弾く子 3、ラだけでも弾く子 4、わからない、といって止まる子 性格やスタイルが出る。 この曲をウォーミングアップで皆に一律にやらせてみると、 性格が、もう一目瞭然。 レッスンでは、コードネーム、もしくは英語読みはやらせているので みんな、A○○ときても、Aについては、ラってことは知っている。 同じに教えているつもりでも、 みんなとらえ方も実戦も違う。 1、の子は、真面目なんですよね。こだわる。どうでもいいことにもこだわる。 とにかく練習は量で勝負する子に多い。 Am7をAmで弾いてしまおうという考えを、ずるだと思うタイプ。 楽譜に忠実に。それがコード譜でも、ポピュラー曲でも。 曖昧っていうのが苦手なタイプ 2、の子は、要領がいいですね。 しかも、同じ仕組みだって事を理解してる。結構カデンツもしっかりやっている子が多い。 省いていいものを自分で理解している子が多い。 3、の子は、個性的な子が多いです。 よっぽど勇気がないと(笑)レッスンで、自分自身の意思で単音伴奏でいいか~みたいな機転はきかせられない。 このタイプは、ノリがいいが、演奏が雑なタイプが多い。 雰囲気つかむのは上手いけど、仕上げに時間がかかるタイプが多い。 初見演奏でも、うまく渡れる、乗りきれるタイプ。 4、のタイプは、いつも不安げなタイプで、演奏の線が細い。 練習して出来ないと披露できないタイプ。 1と似ていて、曖昧が許せないタイプ。 それぞれ、その子の個性ですから。 それを生かして、自分の苦手部分をパワーアップするもよし。 自分の弱点タイプを把握するもよし。 1、の子には、省く大切さを理解してもらいます。目標を2に持って行く 2、の子には、余裕がある部分は、省くよりも積極的に1のタイプに近づけさせる 3、の子には、基本ラインはよくても、2のタイプに近づけるタイプにする 4、の子には、まず自信、とまってはいけない事を理解してもらいたいので、 3のタイプに近づける それぞれ、よいところではあるけども、 とらえ方を変えてみて、より、パワーアップを願っています。 コード譜のとらえ方は、そのまま普段のレパートリー練習に通じます。 がっちり確実に練習すること、 曖昧でも曲を流せること、 この2点、遠きにありて、近いものです。 上手くミックスして、自分にいい練習方法を模索してもらうために、 このコード譜レッスンは、 占い感覚(?)です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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