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カテゴリ:9・講師
多分、14,5年前に購入した本です。
久しぶりにパラパラっと読み返してみました。 江口寿子編著・二期出版・1500円 14,5年は大きい内容の理解度が変わった気がします。 当時は、まあ、なるほどな。 そんな感覚で、数ある指導マニュアルらしき本の1冊としてとらえていたように感じます。 指導マニュアル本らしきものは無数にあって、 読み終わって なんだ、こりゃ、みんな音大生にするつもりの指導なのか? こんな理想並べてもだめじゃん。 とか、 時代が違うんじゃないか? とか、 突っ込みどころ満載の本もあります この本は、記憶が定かではないのですが 当時、私はまだ新講師状態 経験も今よりは少ない。 だから、へ~。とか、 もっとパンチのある内容もほしいな。 とか、恐れ多くも?(笑)思っていたように感じます。 それが今読むと、 あ~そうそう。 こんな子もいたな、そうだよな~。 とか、懐かしむように読んでしまいました 考えている事が似ている! そんな気がしました。 14,5年。あっという間でしたが、 私も、経験重ねったって事でしょうか。 やけに、理解度と納得度がパワーアップしてました(笑) 結局、 こういう指導マニュアル本のような本。 現実体験していって、自分自身で考えていく事が多いですね。 でも、この本は、とても色んな事が凝縮されています。 お母さんのこと、子どもの事、成長の事、音感の事・・・ 気になる項目が沢山あります。 再び読んで、 その本のすべての項目、経験したかもしれないくらい(笑) どんな先生もおんなじような経験してるんだな。 そんな思いもしました。 最後の結びに その江口寿子先生は よい先生になるために ♪「かけがえのない生徒」ではなく「かけがえのない存在」と、親の思いに近づいて・・ ♪「ベテランの先生」になっても、いつでも反省が出来る気持ちを持って・・・ ♪「一人の社会人として」の人間であるように・・ そんな結びがあります。 もう、そのとおり。 やけに納得です。 常々思っている事を、活字で読むと、あらためて納得です。 生徒のできが悪い、そう思っても、親御さんにしてみたら大切な存在であって、 小さい子であれば、一緒に子育てを楽しめるくらいに、一緒に考えて、ベテランといわれる頃になっても、謙虚に考えていかなければ、きっと新しい発見はなくなってしまう。 若いころから、先生になっていても、世間の常識がわからなければ、指導するのにも、きっと何かがとんちんかん。 その通りですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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