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カテゴリ:7-1・自分の事(レッスン・恩師)
私の、一番長くお付き合いのある恩師は
もう、60歳を超えています。 学生時代レッスンをして頂いていましたが、 今は、 ほとんど、その恩師にはレッスンを受けず、 恩師が教えられなくなった生徒や、 恩師が持っている教室のレッスンを、週1日受け持っています。 そのため、今も、お付き合いが続いています。 つい最近、 年末恒例の、まあ、レッスンのあれこれを話す機会がありました。 恩師は、 そんなお歳なのに、 バリバリと活躍する、パワフル先生なのですが、 薄々、感じてはいたものの、 やっぱり、レッスンに対する考えが、全然違うんだな。 と、感じました。 恩師は、私に 「あなたのクラスは、ほんとにやめる子がいないわね~」 「私が、○○ちゃん(私の生徒)の担当なら、もっと早くやめるわね~」 「なんで、あの子は、まだピアノやってるのかしら???」と、よくいいます。 嬉しい事に、とてもうれしい事に 私の生徒たちはみんな、やめないのです。 逆に、 悪く言えば、 上手でない子も、長~~く続けています。 就職しようが、 結婚しようが、 出産しようが、 なんだかんだで、続けている子がとても多いのです。 また、男の子の継続率も高い。 やけに、私のクラスは、男子校か?? の感覚にもなる勢いです。 ただ、恩師は、 恩師経営の教室でありながら、 恩師についてる子は、長くは続いていない。 ただ、残っている子は、うまい! また、受験紹介でうつってきた子も多い。 しかし、 うまいな、って言う子が、あっさりやめていく現状もある。 もう、十数年、一緒ですから~ よく、わかります。 そこを、 どう考えるか? 恩師の考えは、やっぱり、 がっちりとしたレベルを求めたいと考えている。 そして、 発表会なりがあると、絶対に、有名曲なんかやらない。 現代系の曲をチョイスさせて、 ばりっとしっかり指導しているのがわかる。 でも、次の発表会には、 もう、その子はいない。 って事も、とても、とても多い。のは 現実で・・・ 逆に、私の生徒たちは、中には、目玉的(笑)な生徒もいるけれども たよりない演奏の子も、 現実沢山いるけれども、 みんな、楽しんでいると、私は自負しています。 だから、 恩師から見たら、 よれよれ弾いている子が、なぜ、何年も続けているのか? そこが、まったく理解不能、のようです。 恩師のスタンスで、 そのお歳まで、レッスンされてきたのですから、 恩師の考えは、考えなのです。 恩師との感覚の相違なんですね。 きっと。 多分、恩師は、できる子が続ける事を求めているのだと思う。 出来ない子や、やらない子は、 なぜ、音楽をつづけるのか? と、専門職的に疑問を持つのだと思う。 私は、できない子も、それなりの成長幅があって、 それを一緒に頑張っていきたいと思う。 薄々は感じていた、恩師の考え。 今回、 レッスンのあれこれを話している時、 完全に、考え方が違うんだな、って思った瞬間がありました。 ほんとうは、 何が正しいのかな? 尊敬する恩師の考えは、やっぱり、尊敬したいな。 と思うのですが、 う~~ん。 指導されてきた、恩師の考えと異なるとは・・ なんだか不思議な気持ちなのですが そういうものなのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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