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カテゴリ:9・講師
本格的に、
講師採用になった時 講師をしようか、どうしようか、一瞬悩んだときがありました。 ピアノも、エレクトーンもそうですが、 現実講師になる時。 もちろん今もですが、完璧ではないんですよね。 まだ、勉強中なのに・・ そんな気持ちがよぎりました。 考えたら、音楽なんて永遠勉強中なんですが(笑) 特に思ったのが、 講師になったとたん、基本自分で生徒を選ぶ事が出来ない ということは、 初心者、とは限らないのです。 子ども、とも限らない。 私より年上かもしれないし、 同じ年かもしれないし。 ソナタレベルの子が来ても大丈夫か??? グレードなら、5級とか持ってる子が来たら大丈夫か??? みたいな感覚がありました。 そして、マリッジブルーならぬ 講師ブルー、 になり(笑) その時の先生に、軽く話したんです。 かれこれ、ほんとに15年以上前の話ですけど(笑) 「ソナタとかの子が来たら、教えられるか不安で・・」 「そんなこと考えなくていいんじゃない?もし、教えていて、教えきれないなって思ったら、その手の先生に預ければいいだけなんだから。その手の先生はたくさんいるんだし、今一番求められてるのは、ソナタがどうこうじゃなくて、優しく丁寧に教える若い先生っていうのは、やっぱり必要なのよ」 当時は、若いですから~(笑) 当時の私にとって、これを聞いて、 なんだかすっきり安心した思い出があります。 そうか~ 教えきれない子がきたら、預ければいいのか~~ なんかこの言葉がすごく気楽になった思い出があります。 そして、講師ブルーはさっさと解消しました。 というか、現実、ソナタがどうだ、とかそんなこと以上に ヘビーな子どもたちもたくさんいたり、 むしろ、ソナタレベルくらいの子の方が、 打てば響くが、 ヘビーな子どもたちは、打っても打っても、どうにもなってくれない。とか(笑) むしろ、そんなソナタレベル、5級レベルの悩みがトンチンカンだっていう現実がわかるのは 間もなくだったんですが(笑) 教えていって学んだことはたくさんあります。 教えてはじめてわかることもある。 やっぱり私自身は生徒達が育ててくれてるんですね。 育てつつ育てられつつ。 持ちつ持たれつの関係なのですね。 なんだか、 急に思い出しました。 その時代があって今がある。って感じで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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